私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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ルイスヒラタチビタマムシ Habroloma lewisi :ノイバラの葉に

2023-05-04 09:23:10 | タマムシ・ホタル・コメツキなどの仲間
2023年5月4日(木)

ルイスヒラタチビタマムシ Habroloma lewisi

20230503    3mm弱

昨日、近くの川に沿って土手散歩。
GW中は、日頃働いたり学んだりされてる方々のせっかくの休息日。
毎年のことだが、迷惑にならぬよう地元でやれることをする。

今回は、あらかじめ図書館で「タマムシハンドブック」を借りておいて


国内に何百種もいるナガタマムシやチビタマムシの仲間を探すことにした。
特に、昨年地元海岸沿いを散歩中、1匹だけみつけ撮りそこなっていたコイツ。
小さな甲虫は、眼がいいのか、すぐ飛んだり落ちたりするから。
今年はそのリベンジをしたいと思ってた。
家から一歩出れば、もうそこはフィールド。

と、ノイバラを見ながら歩いたりしゃがんだり・・・
3群落目のノイバラの若葉に、ゴマ粒より小さいコイツがいて・・・

肉眼では確認できんままとりあえずパチリ!

ルイスヒラタチビタマムシで間違いないっ!
チビタマムシの仲間の中で、最も美麗種といわれるだけの特徴をもつ前翅の模様。
昨年の雪辱を果たしたのであった。

と、気づいて葉の裏へと逃亡を図る。


ホスト(食草)はノイバラ


小さなチビタマムシやナガタマムシの仲間たちは、それぞれホスト(食草)が違ってて
そのことが種分化や多様性につながってる。

やたらと外来植物や園芸植物が広がってる川土手で、在来植物はそのぶん減っていくだろう。
そのぶん在来の虫たちも減っていくし、やがて魚も鳥も獣も・・・
そう考えると、地元の生き物たちをもっと知っていかないといけんなあ、と思うのだった。
しかも楽しいしからね。

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