私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

カワヨシノボリ:その気になれば誰でも釣れるの巻  釣査83種目

2017-06-06 21:55:51 | 純淡水魚
2017年6月3日(土)その②

とりあえずカワヨシノボリのオス。


絶好調師匠が釣った個体だ。
これで83種類をタナゴ竿で釣ったわけだ。

ここで前回の再現シーンに戻ることにして・・・・・・

若いおまわりさんが近づいてくる。
「すいません。ちょっといいですか?」

わあ、きたあ~! 
なんやろ? なんやろ? 
悪いことはちっちゃいことしかしとらんはずや。(しとるんかい!)

「あのう・・・釣りでお楽しみなところ申し訳ないんですが・・・」
「はい?」
「ここからボートを降ろさせてもらってもよろしいですか?」
「はあ?」
「行方不明の人の搜索に、ま、念の為に下流域も調べておこうかと・・・」
「どうぞ! どうぞ!」
「そうですか! では遠慮なくやらせていただきます。」
とっても丁寧なおまわりさんなのである。

白いワゴン車がやってくる。
4人がかりでゴムボートをテキパキと降ろしていく。
若いおまわりさん、ペッコンパッコン足ふみ空気入れでゴムボートを膨らませていく。

年配のおまわりさん、ヒマそうに話しかけてくる。
「何が釣れるんですか? アユですか?」
ここでひっかかってなるものか。
「そうなんです。」と応えた瞬間に
「遊漁券もっとるんかのう!」とコワモテに変身するかもしれんがな。
「密猟者として逮捕する!」なんて言われてもたらかないまへんがな・・・

「とんでもない! 見ての通り小魚釣りなんですよ。」
師匠が笑顔で応じとるわ。 やるね。

「では行ってきます。」
「お気をつけて! いってらっしゃい!」

なんというなごやかな、さわやかな光景だろう!
行方不明者の捜査にもゆとりがあるぞ!
田舎のおまわりさんたちをちょっとでも疑った私は馬鹿もんだ。反省!

そんな中でも飄々と釣り糸をたれ、場所をかえ、
師匠が釣ったのがこのカワヨシノボリなのである。


「ヨシノボリ釣ったよ。」 師匠にはまだヨシノボリの区別ができない。
「それ、カワヨシノボリ。まだ記録にしてないから写真撮っとくわ。」

ということなのである。

ま、大きな川の中上流域に行って、その気になれば誰でも釣れるからね。
転石の上にチョコンとのってたりするのは大体コイツ。
しっかり素揚げにすればポリポリ食べられる美味しいおつまみにもなるのでよく食べたなあ。

大きな卵を産み、海に下ることなく川で一生を終える純淡水魚のヨシノボリ類なのである。

さて、釣り再開。
今度はおっきなバイクのあんちゃんがブルルンブルルンやってきたわ!
ヒトケのない所だというのに・・・・・・(続く)



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