私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ヒミズ Urotrichus talpoides

2022-07-28 17:38:46 | 哺乳類
2022年7月28日(木)

ヒミズ Urotrichus talpoides

20220503

GW中だから、たまの休みを満喫したい方々に迷惑かけぬよう近所の散歩中
かみさんが見つけた。
体長10cm近くあったから成体だ。
北海道以外の地域に生息する日本固有種の小さなモグラの仲間だ。

見つけたときは、こんな感じで森と道の境にいて


無傷だし、まだ腐敗もなく、死因は腹側にあるかも?と裏返して

傷は見当たらない、歯並びもきれいだ。

死因がわからぬまま、とりあえず近くの葉において記録したのが最初の画像。


(画像左)
一般にいうモグラ類と比べると、前肢か小さく土壌を深く掘るほどには発達していない。
吻はモグラより長くジネズミより短い。
(画像右)
モグラより尾は長く、体長の4分の1程度あり、なかなか可愛らしい太さだ。
ただ、少し標高の高い地域に生息してるヒメヒミズの尾はもっと長いそうだ。

以前、道端で死んでたニホンジネズミと比べてみても

体毛の色も含め、全然違うとわかるようになってきた。

葉の上で、もう一度裏返して

やはり死因はわからないままだけど

穴掘りがそこそこ下手くそで、夜に出歩いてエサ探しをするコイツを
ヒミズ➡『日不見』との命名はお見事だと思った。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カワガラス Cinclus pallasii | トップ | オナガアゲハ Papilio macil... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

哺乳類」カテゴリの最新記事