私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ニホンジネズミがきっかけで・・・

2021-11-22 17:28:54 | 哺乳類
2021年11月22日(月)

ニホンジネズミの遺体かな? 70mmほど

20211116
※ 絆創膏は傷口をふさぐ(気の弱い方もおられるかと)ため、フリーイラストより使用。

散策中、知人が道路にしゃがみ込んで動こうとしない。
なので、引き返してみたらコイツをじっと見てた。

「トガリネズミかなあ?」
「かもしれんね。初めて見たわ」
「わしもよ」
なんてな会話を交わしつつ・・・

見識者に聞いてみたら
・中国地方にトガリネズミは生息してない
・おそらくニホンジネズミで、イタチやテンにいたぶられたのでは?
とのことだった。

「このままでは可哀想じゃ!」「そうだそうだ!」と、クズの葉っぱのに移してやって

「アスファルトの上だと撮影しにくい」という本音は、お互い口が裂けても言わない。
ま、口はそう簡単には裂けんけど・・・

顔をしっかり撮影して・・・

このとんがった鼻がなんともかわいい!

ひっくり返して尾の裏側と肛門と後足も・・・

尾の裏側や足の特徴からも「ニホンジネズミ」で間違いなさそうだ。

他にもいろいろ撮影したけど、ここではこれくらいにしとこう。

「~ネズミ」という名だけど、トガリネズミと同様に『モグラ』の仲間。
親子で「尾をくわえて電車ゴッコ」みたいな移動をするところもトガリネズミと共通してる。
小さな昆虫やミミズなどを食べて生活してるみたい。
北海道(国内移入)を除く全域に自然分布している日本固有種らしい。


知人と話してるうちに
「カワネズミを見たことがあるかないか」てな具合に話が広がり
互いに「見たことがない!」という結論に・・・

カワネズミもトガリネズミに近いモグラの仲間なのだが、さらに渓流での水中生活を選んだヤツだからね。

ならばと、私が先陣を切って・・・予約して、2日前に図書館で借りた。

『カワネズミを見てみたい』
~水にもぐる銀色の小動物の研究~

森本祈恵・小林朋道(著)・くもん出版・2021年9月(刊)

一応、児童書なんだけど、読み応え抜群!
科学的で、手探りから大きな発見への過程もたまらなくて、ついつい一気読み!

無茶苦茶おもろい本なので、あえて中身に触れぬまま、おすすめ!

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アザミカミナリハムシ&ノア... | トップ | イロハモミジ(釣査264種... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (明 惟久里)
2021-11-23 00:29:30
やさしい絆創膏やなぁ(^^) こんばんは☆ この本は面白そうですねぇ。 こちらのブログでは知らないことばかりで、コメントされる方々のブログに飛んでも皆さんすごくて、勉強になります<(_ _)>
ときどき夏井いつき先生のHPから家藤正人さんの「俳句裾野探訪」というブログを拝読していますが、今日の記事、ヨトウムシの卵っぽい写真がありました。
寒くなりますから、奥さまとのお散歩、あたたかくなさって下さいませ☆ また寄らせていただきます♪
返信する
明 惟久里さんへ (私魚人)
2021-11-23 17:40:43
グロテスクととらえられることは本意ではないので、絆創膏はお借りするようにしてるんですよ。
ヘビとかネズミとかクモとかを記事にした日なんか、読んでくれる人の数がかなり減りますもん(笑)

この本は本当に面白いだけでなく、初歩からの動物行動学も俳句の題材へのアプローチは同じだと思いますよ、きっと。

家藤正人さんの情報ありがとうございました。
また、見てみます。
返信する

コメントを投稿

哺乳類」カテゴリの最新記事