私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

オオルリ:Cyanoptila cyanomelana

2022-06-12 10:05:58 | 鳥類
2022年6月12日(日)

オオルリ♂ Cyanoptila cyanomelana

20220427

スズメより少し大きい。
ロシア・中国の東部・朝鮮半島も含めた東アジアに夏鳥として渡ってくるそうだ。

昨年オオルリの営巣の連絡を受け、そっと観察をして👇・・・
オオルリ抱卵の顛末記

哀しい結末だったから、気になったままになってて・・・
4月下旬のこと、昨年の巣を確かめに出かけたら、すっかり剥ぎ取られていた。

善意で解釈すれば、「こんな人目につくとこに巣をつくっちゃいけない」とか
悪意で解釈すれば、「この巣材はコケ玉にいいぞ」とか
そこはよくわからないけど、何となく「せっせとオオルリたちがつくったのに・・・」と侘しくなる。

渓流に沿った山道を歩く。
本に書いてるように、一定の距離をあけてオオルリの鳴き声が聞こえてくる。
ほぼ100m間隔だろうか?
3羽ほどのオオルリ♂が縄張りを主張しあってるみたいだ。

私は、アマチュア「鳥見ニスト」だからよくわからないが
オオルリの英名は『 Blue and white flycatcher
「青白蝿捕り鳥」という直訳からもうかがえるように、コイツは飛びながら虫を捕まえるらしい。
そうならば、カワゲラ・カゲロウなどの水生昆虫がたくさん飛び交う沢沿いに多くみられるのは当然だろうし
ひょっとしたら、縄張りの範囲も「繁殖を支えるためのエサの量」によって決まってくるんだろうか?
だとすれば、昆虫などに作用するといわれる最近の農薬なんぞは、オオルリの家計を圧迫するよなあ。
なんてなことをつい考えてしまう。

あくまで地元市内の散歩だし、遠い藪に隠れてたりしてなかなか撮影できない中
地味な♀の姿を見たり


なんとか後ろ姿を撮らせていただいたりして


駐車場へと戻る直前で、沢向こうの絶好の枝に

「撮らせてあげますよ」と言わんばかりに鳴いてて・・・

たまたまの偶然だけど、半世紀以上も生きてきて
まさか私なんぞにオオルリの撮影ができるだなんて、思いもよらなんだ。

こんな美しい姿と鳴き声を目の当たりにすれば、武力行使なんて浮かばないとも、私は思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ニホンアナグマ:Meles anakuma | トップ | ヒバカリ:Hebius vibakari v... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

鳥類」カテゴリの最新記事