私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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カゴカキダイ紛争勃発! : 復興周遊割 島根紀行⑥

2018-11-01 18:08:06 | 海水魚
2018年11月1日(木)

復興周遊割での島根紀行2日目(10月25日)

宍道湖畔の周遊ドライブの後、宿の人に教えてもらった日本海の古い漁港へ。

長い波止もある。砂浜も、磯もある。
完璧じゃん!
何か初物出てくるかもしれんもんな。

マアジを釣ってケースで撮影。


ホシササノハベラも。


大きなイソギンポも釣れた。


波止の先端から小さな磯へ向け竿を出す。

ここらあたりから顔なじみが次々釣れて、撮影が間に合わなくなってしまう。

ホンベラ


メジナ


カワハギ


カサゴ


シロメバル


アオハタ


「新種のアヲハタで~す」とのメールが兄貴から届いた!  (なるほどアヲハタなのね)


改めて撮りためた画像を見て驚いた。
景色を全く撮ってないじゃないか!

ええいっ!
てんてこ舞いの釣りはやめじゃっ!

昨日の帰り道に下見してた磯だまりへ移動。


私はイソハゼなんかの小さなハゼが見たい、釣りたいのだ。

ドロメばっか釣れる。
「ここらの磯だまりにはドロメが多いですよ」 外洋側の磯からひょっこりと釣り人。

あくまで私の印象にすぎないが、島根の人たちのレベルは高い。
いろんなとこでタナゴ竿で釣りをしててもバカにする人もいない上に
みんなとても対応がやさしく、親切だし
小さな磯だまりにすむ、いわゆる雑魚・不要魚のことまで知っておられる人まで現れた。

ダイナンギンポが釣れた。


あばれるのでゴメン! 痛いだろうケド、磯の上で撮らせてね!
はずすとき、小さなハリが折れた。 ギブアップじゃ。

反対側の突堤の外側で釣ってたかみさんが
「すっごいの釣れたよ~っ! これ絶対、初めての魚よ~っ!」 と、針に付けたまま急ぎ足でやってくる。

「バカたれっ! 釣るときは足元にバケツ用意しとかんかいっ! 命を粗末にしちゃあいけんでっ!」

そいつが、この魚だった。




「カゴカキダイじゃんか! 今年8月に台湾で釣っとるヤツやんか!」
「そんなん私は知らんっ! キレイやし、アンタ日本で釣っとらんやろ! 卑怯じゃんか!」
「どこで釣ろうとええやんか! もう釣っとるもん!」
「うんにゃっ! 日本で初めて釣ったんは私や!」

確かに、どこにおったんやろか? と思うくらいに、よく釣ったもんだ。

結局、トータルでの187種目であることは変えないまま、日本で釣った魚の122種目にせんと収まらんね。

この言い争いをきっかけに、こんなとこで釣り競争が始まる。


ポイントが小さいので交互に釣るしかないのだ。
しばらくはカサゴを釣りあって・・・

「ほれっ! カサゴをほどほど釣ったら、言うとった通りキジハタがきたやろ!」


「何えらそ言いよんね? ほれっ! まだおっきいカサゴ釣れるがっ!」


確かに相当でかいわっ!
撮影ケースにはとても入らない。
十分売り物になるサイズやもんなあ・・・

未だにカゴカキダイは「自分が最初で唯一釣った」と言い張るかみさんなのであった。

夕日を眺めつつ、2日目終了!



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