私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ほぼかみさんの釣果:燧灘東部の漁港にて

2019-07-27 16:47:48 | 海釣り
2019年7月27日(土)

今日は土用の丑の日。
この日、我が家ではずいぶん前からアナゴ飯。
わざわざ高価な絶滅危惧種ニホンウナギを食べなくてもいい。
自分の子や孫の代、その先までもウナギのかば焼き文化が残ればいいなあ、と思うから。
ま、人それぞれだけどね。

さてさて、ホシノハゼを釣った7月23日の続き。

タナゴ用のべ竿でかろうじて届く漁港の内湾側で

ホンベラをかみさんが釣った。


ヒガンフグもかみさん。


クサフグは私。


ま、初物のホシノハゼが釣れてるので気分は余裕。
後は、釣れても釣れなくてもいいもんね。

そのうち、潮が満ちてきた。
漁港の外側のゴロタ石あたりにも仕掛けが届くようになってきた。

クジメもかみさん。


カサゴもかみさん。


ムラソイもかみさん。


どないなっとるんなっ!

私、余りに釣れんのんで
波止の先で釣っとられる老夫婦のとこへ。
「何が釣れますか?」
「サヨリとコアジとサバかなあ」
「えっ? サバが釣れてるんですかっ!」
チャ~ンス!
まだ、マサバ・ゴマサバなんてタナゴ竿では釣ったことがないのである。
「ここでやらしてもろうていいですか?」
「いいですよ。私らもう飽きてきたしね」
どうやら常連さんみたいだ。

さっそくアキアミつけて糸を垂らす。
「あかんっ! あかんっ! サバはもっともっとタナ深いよ」
私の仕掛けは、かろうじて水深50cmあたりを漂ってるのだ。

大きなサヨリが1匹かかった。
老夫婦に場所を借りたお礼として渡し、体長10cmほどの小さなマサバをもらって撮影。




いつまでも短いタナゴ竿にこだわってちゃ釣れんわなあ・・・・・・ブツブツブツブツ

ぼやきつつ、置き竿『何釣れ2号機』へと戻ってみたら、初物の魚が・・・


あかんっ! 長いことほったらかしてしもた。
ちっこいハリ、完全に飲んでしもうたっ!

体長10cm足らずのトラギスの仲間が昇天し、死後硬直がはじまった。




こんな浅いとこでトラギスの仲間が釣れるんかいな?
昔々、クラカケトラギスなんか釣ったときは船釣りだったもんなあ、と思いつつ。

第1背ビレの棘など各部分を記録して・・・


帰宅後調べて、初物のマトウトラギスとわかったものの
死なせてしまったこんな記録じゃ釣査237種目にはしたくないもんな。
悪いことしてしもうた。
フラフラせんとちゃんと2号機に集中しとけばよかった、と猛省。

申し訳ない、申し訳ないと海面に放ったら、カモメがパクッ!
カモメさん、何かすくわれたわ。ありがと。

また、そのうちちゃんと釣って、ちゃんと撮影して、元気なまま海に戻すからね。
と、その機会はわずか2日後に備後灘でやってきた。



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