私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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ブッポウソウ Eurystomus orientalis 子育て中

2022-07-08 16:06:57 | 鳥類
2022年7月8日(金)

ブッポウソウ Eurystomus orientalis

20220708

「設置した巣箱に今年ブッポウソウが営巣しました」
「今週末くらいが見頃です」
と、知人からのメールに応じて、小雨のなか出かけた。

簡易な観察小屋でしばらくじっと待ってると
『ゲッ、ゲッ、ゲッ』という鳴き声が聞こえて・・・
小枝のすき間の向こうの木に止まってるのがわかった。

何かセミのような昆虫をくわえてるみたい。

カラスより少し小さく、青羽に赤い嘴と脚が映える。
美しい鳥だ。
日本へは繁殖のためにやってくる夏鳥だ。

と、巣箱へと飛んできた! 入った!


と、数秒も待たずに飛んでった!

私の腕とデジカメではとても太刀打ちできない。

子育て中のエサやりは頻繁なはずなのに、巣箱へ来る回数が少ないかも・・・
きっと、観察小屋にいても人の気配に神経質なんだろうな。

それでもじっとしてたら、エサの虫を獲るためかこんもりした木で何か突っついた後
巣箱へとやってきて・・・

エサやり後、1羽は枯れたアカマツの低めの位置へ


もう1羽は別の枯れたアカマツのてっぺんへ


どうやら定位置がそれぞれあるようだ。

勝手な想像だけど
てっぺんで辺りを見張ってるのがオスで
藪近くの低い位置に止まってるのがメスなのではないかなあ?

オスメスともに同じ体色・体型だからよくわからないけど・・・

ちなみに、ブッポウソウは漢字で『仏法僧』と書く。
それは、夜「ブッ・ポウ・ソウ」と鳴く(かなあ?)コノハズクと
勘違いされたまま命名されたためらしい。

誰一人いない観察小屋で、じっと過ごすのも心の栄養になるなあ。
残念なのは、巣箱が自然遊歩道のすぐそば。
なので、迷惑かけないよう今日はいつもの虫探し散歩は取りやめだ。

※追記:20230524 電線にてブッポウソウ

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