2016年11月12日
今度からまず写真を載せる。
いきなり、長い文を書くと読む気もなくなるというものだ。
まずは、このブログを始める原点の一つになったシロヒレタビラ婚姻色真っ盛り(4月)の雄である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/71/d1fe3c6347033e4586b75f8308e7394e.jpg)
美しい。実に美しい。
実物はもっともっと美しい。
私のデジカメでは、到底撮しきれない美しさが手のひらにある。
と、あたかも私が釣ったように書いたが、残念ながらかみさんが釣った個体だ。
「触るな! わし針はずす! すぐバケツ!」
わめきながらかみさんの方へ夢中で駆け寄ったのだ。
かみさんの方へ夢中で駆け寄ったのは、
長い人生で初めてだったのかもしれないような気がしないでも・・・やめとこ。
おっと、魚を触るときは、手を水につけてからにしないとね。
魚がやけどしたり、粘膜がはがれたりとすぐに弱ってしまうから。
すぐ話がそれる。
その震えるような思いを、誰にも伝えられないのはすごくもどかしい。
ただ、今さら最新一眼レフデジカメを購入するのはすごくむずかしい。
価格もさておき、分厚いマニュアルを読む気には絶対にならん。
また、それた。
肝腎なことを書いておく。
写真は、荒っぽく加工している。
その理由を書く。
たまたま「フナおじさん」と出会ってほぼ1年がたった。
たぶん本名ではない。本当の名前は知らない。知ろうとも思わない。私たちが勝手につけた名前だ。
全く釣り方は違うが、町の歴史や、魚との関わりあいや、釣り場を探すコツを教わった。
その教えのもと、いろいろ動き回ってみて、びっくりした。
愛知・岐阜・千葉などなど、日本全国津々浦々からきたタナゴ釣り人たちと出会うわ出会うわ・・・・・・。
かみさんに気軽に声をかけてくれる(釣りをする女性が珍しいからか?)ので、
いろんなことが近くで釣ってる私にも聴こえてくるのである。
釣ることは、全く問題はない。ある程度の節度があればの話だが・・・。
ところが、大きな車にでっかいクーラーボックスを乗せ、
どっさり釣ったり採ったりした魚を持ち帰る人もいたのである。
「絶滅危惧種なんですよ。」と震えながら声をかける。
「そうですね。家で飼うんです。問題ないですよね。」
何度かそういう場面に出くわしたのである。
確かに、法的に問題はないし、ウナギやアユのような漁業権にもからまない。
だが、モラルとしては絶対に違反だ。許せない!
挙句の果てにはオークションで売られていたり、生息地ではないペットショップに並んでいたりする。
その地域にすむ魚はその地域の宝じゃないか、と思うのである。
「数匹程度ほどほどに楽しませてもらいます」という位のモラルや地域の人への遠慮があるべきだ。
付加価値をつけた商品としてもうけるのなら、ウナギやアユと同じくらい地域への責任をもつべきだ。
いかん!つい筆が走った。
ま、ほどほどにしようね。
そういう訳だけど、私も楽しませてもらっているからえらそうには言えない。
もちろん、せっかく探した釣り場を「人に教えたくない」というせこさもある。
ここまでが前置きである。あちゃ~・・・・・・長すぎまっせ!
その「フナおじさん」は今年の晩春ばったり姿を見せなくなった。
いやな想像をしてはいけない。
単にフナが釣れなくなるからである。
という訳で、久しぶりに「会いに行こうじゃないか」と出かけたのである。
でも、いつもいた釣り場に姿はなかった。
いやな想像をしてはいけない。
まだ、水温が高くて釣れないだけである。
何人かのバス釣りおにいさんが、入れ代わり立ち代わり落ち着きなくうろうろされてはいたけれど・・・
それで、この日に釣ったシロヒレタビラ雄が次の写真である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/33/2f0635e8f3203c4ab4099b9280669b50.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/62/f7ae54f54b19f4da3d71a812ac06927d.jpg)
今年1月に出会ったシロヒレタビラ雄が次の写真である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/94/fd06eef1df99380990aa194fbd74c2ce.jpg)
いぶし銀のような鉛色の体色が渋くてたまらん。腹びれがオレンジ色になってるちょっと変わった個体だし・・・・・・
持ち帰りたいとも少し思うが我慢する。大人だねえ。
スレ針をそっとはずし、記録だけ撮らせていただいて・・・・・・
「また、会おうね! そのときまで怪しいおじさんたちにつかまらないでね。」とは言わない。
黙って、もともといた場所へと放つのである。
だって、成熟した個体だもの。繁殖期が過ぎたらもう会えないのである。
おっと、書き忘れたことがある。
このシロヒレタビラを13種目に選んだのには訳がある。
こいつが、まるでゴルゴ13のように私たちの心のど真ん中を射抜いたからである。
どうでもええがな。
今度からまず写真を載せる。
いきなり、長い文を書くと読む気もなくなるというものだ。
まずは、このブログを始める原点の一つになったシロヒレタビラ婚姻色真っ盛り(4月)の雄である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/71/d1fe3c6347033e4586b75f8308e7394e.jpg)
美しい。実に美しい。
実物はもっともっと美しい。
私のデジカメでは、到底撮しきれない美しさが手のひらにある。
と、あたかも私が釣ったように書いたが、残念ながらかみさんが釣った個体だ。
「触るな! わし針はずす! すぐバケツ!」
わめきながらかみさんの方へ夢中で駆け寄ったのだ。
かみさんの方へ夢中で駆け寄ったのは、
長い人生で初めてだったのかもしれないような気がしないでも・・・やめとこ。
おっと、魚を触るときは、手を水につけてからにしないとね。
魚がやけどしたり、粘膜がはがれたりとすぐに弱ってしまうから。
すぐ話がそれる。
その震えるような思いを、誰にも伝えられないのはすごくもどかしい。
ただ、今さら最新一眼レフデジカメを購入するのはすごくむずかしい。
価格もさておき、分厚いマニュアルを読む気には絶対にならん。
また、それた。
肝腎なことを書いておく。
写真は、荒っぽく加工している。
その理由を書く。
たまたま「フナおじさん」と出会ってほぼ1年がたった。
たぶん本名ではない。本当の名前は知らない。知ろうとも思わない。私たちが勝手につけた名前だ。
全く釣り方は違うが、町の歴史や、魚との関わりあいや、釣り場を探すコツを教わった。
その教えのもと、いろいろ動き回ってみて、びっくりした。
愛知・岐阜・千葉などなど、日本全国津々浦々からきたタナゴ釣り人たちと出会うわ出会うわ・・・・・・。
かみさんに気軽に声をかけてくれる(釣りをする女性が珍しいからか?)ので、
いろんなことが近くで釣ってる私にも聴こえてくるのである。
釣ることは、全く問題はない。ある程度の節度があればの話だが・・・。
ところが、大きな車にでっかいクーラーボックスを乗せ、
どっさり釣ったり採ったりした魚を持ち帰る人もいたのである。
「絶滅危惧種なんですよ。」と震えながら声をかける。
「そうですね。家で飼うんです。問題ないですよね。」
何度かそういう場面に出くわしたのである。
確かに、法的に問題はないし、ウナギやアユのような漁業権にもからまない。
だが、モラルとしては絶対に違反だ。許せない!
挙句の果てにはオークションで売られていたり、生息地ではないペットショップに並んでいたりする。
その地域にすむ魚はその地域の宝じゃないか、と思うのである。
「数匹程度ほどほどに楽しませてもらいます」という位のモラルや地域の人への遠慮があるべきだ。
付加価値をつけた商品としてもうけるのなら、ウナギやアユと同じくらい地域への責任をもつべきだ。
いかん!つい筆が走った。
ま、ほどほどにしようね。
そういう訳だけど、私も楽しませてもらっているからえらそうには言えない。
もちろん、せっかく探した釣り場を「人に教えたくない」というせこさもある。
ここまでが前置きである。あちゃ~・・・・・・長すぎまっせ!
その「フナおじさん」は今年の晩春ばったり姿を見せなくなった。
いやな想像をしてはいけない。
単にフナが釣れなくなるからである。
という訳で、久しぶりに「会いに行こうじゃないか」と出かけたのである。
でも、いつもいた釣り場に姿はなかった。
いやな想像をしてはいけない。
まだ、水温が高くて釣れないだけである。
何人かのバス釣りおにいさんが、入れ代わり立ち代わり落ち着きなくうろうろされてはいたけれど・・・
それで、この日に釣ったシロヒレタビラ雄が次の写真である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/33/2f0635e8f3203c4ab4099b9280669b50.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/62/f7ae54f54b19f4da3d71a812ac06927d.jpg)
今年1月に出会ったシロヒレタビラ雄が次の写真である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/94/fd06eef1df99380990aa194fbd74c2ce.jpg)
いぶし銀のような鉛色の体色が渋くてたまらん。腹びれがオレンジ色になってるちょっと変わった個体だし・・・・・・
持ち帰りたいとも少し思うが我慢する。大人だねえ。
スレ針をそっとはずし、記録だけ撮らせていただいて・・・・・・
「また、会おうね! そのときまで怪しいおじさんたちにつかまらないでね。」とは言わない。
黙って、もともといた場所へと放つのである。
だって、成熟した個体だもの。繁殖期が過ぎたらもう会えないのである。
おっと、書き忘れたことがある。
このシロヒレタビラを13種目に選んだのには訳がある。
こいつが、まるでゴルゴ13のように私たちの心のど真ん中を射抜いたからである。
どうでもええがな。