三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

NPO住宅110番について

2014年02月05日 07時41分40秒 | Weblog


グラフは、住宅雑誌としてのReplanが
その知り得た住宅についての情報と、
知見を有した住宅技術関係者のネットワークを活用して、
住宅についての疑問や悩み事に対して
相談ボランティア活動として行っているNPO住宅110番ホームページの
アクセス数の推移です。
インターネットが話題になって来た頃、
1996年ころから開始して(NPO法人設立は1998年)
現在まで17年以上継続してきています。
以下趣旨。
 NPO住宅110番は、住宅を建てたりマンションを購入されたユーザーからの、
住まいのトラブル・相談に、住宅建築の最前線にいる専門家が
ボランティアで答えアドバイスする、
インターネットサービスを提供するNPO法人です。
 これまで当事者同士の閉じられた場所で議論されてきた
住まいの問題や疑問について、
オープンな議論の場を提供し、
より健全な解決方法や家づくりの指標が導き出されることを願い、
交流のためのシステムと環境を提供しているものです。
より良い家づくりが全国に広まることを理想としています。
母体となった北方圏住宅雑誌Replan誌のスタッフ、および情報提供者である、
寒冷地住宅の実践者のみなさんが協同で、
日本の住宅ユーザーに「高断熱高気密住宅」についての常識を中心に、
豊かな住情報を提供してきた次第です。
 この間の総トータル相談件数は 概数で5000件におよび、
日本の住宅についてのひとつの「世論の場」として機能してきたと思います。

こんなことなのですが、
ほんとうに途切れず、いろんな相談が随時、寄せられてきます。
先日、NPOのあるアドバイザーの方から、
国の省庁の人と初対面で会ったときに、
「◎◎さん、よく知っていますよ。住宅110番の相談、いつも見ています」
というようにあいさつされてビックリされたと言うこと。
その後しばし、当方のホームページについての懇談があったというのです。
伝聞ですが、そういったお話しを聞くに付け、
この活動は、ぜひ継続させていきたいと思っています。
結局、人間のやれることで意味のあることは、そういうことなのではないかと
思い定めるような気がしてきた次第です。
ぜひみなさん、HPをご覧ください。

NPO住宅110番ホームページ  http://npo.house110.com/
コメント
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