TERENCE CONRAN by ROYAL DOULTON



















満開の桜の下を歩きながら、英国大使館に、ロイヤルダルトンとコンランがコラボレーションしてつくったコレクションの新作発表会に行ってきました。

デザイン生活50周年を迎えたイギリスの代表的デザイナーのサー・テレンス・コンランと、英国王室御用達100余年のロイヤルドルトンがコラボレイトして、美しくとてもイギリス的な、実用性とデザイン性の両方を兼ね備えたテーブルウエアが生まれました。

デザイン・ソースは、コンラン卿が子供の頃から興味を持っていたイギリス料理の伝統的な価値観。どのアイテムもおおぶりなのですが、シンプルで機能的でとても使いやすそう。小鳥のシルエットにヒントを得たという水差しやジャグが、まるでテーブルに小鳥が飛んできてくれたような楽しさをもたらしてくれます。

今回このコレクションは、熱いものは熱く、冷たいものは冷たいままでサーブできる、1815年にロイヤルドルトンが発表した硬質で丈夫なストーンウェアの食器、ソーダガラスのグラス、オーク素材のカッティングボード、ワイヤー製品などバリエーションも豊富。

ホワイトコレクションとブルーコレクションの2種類あります。パイの真ん中から顔を出している黒い小鳥は飾りではなく、昔からコンラン卿が好きだったイギリスでパイを焼くときに空気を抜くために使われていた実用性のあるもの。ああ、早くこの可愛く大きなパイディッシュで熱々のパイを焼いてみたい!6月からコンランショップで先行発売されるそう。

会場では沢山の知り合いに会うことが出来ました。以前にBSのテレビ撮影でお世話になったモデルさんのようなコンランの広報の方にも再会。父の同級生のテーブルコーディネイトの達人の方やクニエダ・ヤスエさん、江上栄子先生のお顔も。

久しぶりにお目にかかれた河口湖の取材等でお世話になったお洒落な編集者の方は、この日もまたまたとってもお洒落!別に気合が入った感じではないのですが、コンラン・カラーともいえる爽やかなブルーを素敵に着こなしていて、色もナチュラル感も会場の雰囲気にぴったり。拝見していてなんだかとても嬉しくなってしまいました。その日の予定にあわせて自然に「自分流のお洒落×その日のキーカラー」を楽しめるのはいいですね!

わたしはタンポポ色のジャケットだったので、きっとコンラン・ブルーの補色でちょっと目立ってしまっていたかもしれません。だから皆さんが見つけてくださったのですね。

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