ミス アシダ 2007年春夏コレクション











芦田多恵さんがデザインするミス アシダの2007年春夏のコレクションが恵比寿ガーデンホールで催されました。

最近はテレビでコメンテイターとしてもご活躍なさっている芦田多恵さん。仕事を終え、ショー開始時間の7時ぎりぎりに会場に駆けつけ、受付をしていると、横から「いつもいらしていただき、ありがとうございます」という声が。広報の方かしら?と顔をあげると、ショー開始寸前だというのに、なんと多恵さんご本人がエントランスで来場者の方々にご挨拶なさっているのです。お客様を心から大切になさる方なのだなと、その佇まいだけでなく、心遣いの美しさに、一瞬にして感動してしまいました。びっくりして「今日はお招きありがとうございます。楽しみに参りました」と申し上げると、逆に「いつもご活躍を拝見しております」と。とんでもございません、こちらが申し上げなくてはいけないせりふです。本当に美しい方です。

芦田多恵さんは、私の東洋英和女学院での上級生でいらっしゃいます。中学でスイスに留学なさったので在校中には存じ上げませんでしたが、お父様の芦田淳さんが、夏に学校の中だけで着る校内服をデザインなさったので芦田淳さんには小学生の頃からずっとお世話になりました。東洋英和はセーラー服ですが、セーラー服は重ねが多くて暑いので、夏季だけ、学校に着くと校内服に着替えました。デザインも、芦田さんらしいグレーの細いボーダー柄のワンピースで、スポーティで子供らしく、皆のお気に入りでした。

ショーは多恵さんのお人柄がそのまま現れているような清潔感溢れる真っ白なトレンチコートではじまり、ネイビーブルーとホワイトのボーダーのライン、美しいパステルカラーや注目のアシッドカラー、シルバー、シャンパンゴールドのスーツやドレス、最後は来年の春夏のトレンドを袖口にあしらった清楚で華やかなマリエでフィナーレ。

ショーにいらしていた顧客の皆様も、それぞれとても上品にミスアシダの服を着こなしていらっしゃいました。一時期ラフな服が流行していましたが、この冬から大人の女性の知的なおしゃれに戻ってきています。流行がどう流れても、日本では、どこに行っても、誰に会っても恥ずかしくない、正統派のきちんとした、育ちの良い服が必要なシチュエーションがたくさんあります。普段お友達と会うようなプライベートな時間はもちろん、絶対にはずしてはいけないような大切なシチュエーションでも頼りになるのが芦田さんの服なのではないかと思います。

ギフトはスワロフスキーのクリスタルのついたFRISKをいれるケース。来春の”シンプルで未来的”なトレンドにぴったりな素敵なおみやげでした。

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