ツムラ医薬店代理店社長会装花











今日は朝から、ニューオータニで催されるツムラの医薬代理店の社長様向けの講演会、懇親会のための大きなお花の活けこみです。

会場は芙蓉の間という、とても天井の高い宴会場。今回でこのお仕事は3年目です。毎年この時期に行われます。いつも「季節感を大切に、できれば紅葉を」とリクエスト頂くのですが、あるときは予想外に夏が長く紅葉が市場にまだ出回らなかったり、あるときは台風のために花材確保にハラハラしたり、事前に入念に打ち合わせや準備を重ねていても、毎年、当日を迎えるまでは安心できません。

今年も前日まで2日間この時期にしては異例の大雨で前夜はどきどき。しかし、当日はうそのように、雲ひとつない快晴でした。

空間に負けないよう、ドラゴンで高さ2m以上もある大きな花のオブジェをつ2つつくり、この秋注目の顔の大きさより大きなふんわりとした大輪のダリアや秋色アジサイ、グロリオサ、ノバラをたっぷりと活けこみました。

季節感溢れる花々に魅せられ、ホテルのスタッフの方々も「食べ物が花についていくかな~」などとおっしゃいます。ホテルの仕事(なんでもそうかもしれませんが)はコラボレーション。素敵な花や音楽、照明と舞台がだんだんと整ってくると、シェフたちの腕もなるし、サービスのスタッフもより一層気持ちに張りが出てくるのです。

プロが集まって、それぞれの役割をしっかり果たすと、想像以上の相乗効果をもたらし、素晴らしいオーケストラの演奏のように、ゲストに感動していただける空間、時間を演出することが出来るのだと思います。

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