職業病







お誕生日にとてもきれいなスカーフをいただきました。大変嬉しかったのですが、ちょっと考え始めてしまいました。。。

昔はお友達の喜ぶ顔を思い浮かべて、思いっきり楽しみながらプレゼントを差し上げていましたが、大人になればなるほど、差し上げる方の好みや,もらった時の気持ち、いろいろな事情を考えるようになり、プレゼント選びの奥深さ、難しさを感じるようになってきました。占いでいうと、理想主義でありながら合理主義でもあるらしい私は、相手に似合うけれど相手の好みの範囲で(だから使っていただけて)実用的でもある、そんなプレゼントを選びがちです。皆様はどんな基準でプレゼントを選ぶのでしょうか?

いただいたスカーフは、この秋の新作の、パリの街の様子を描いた可愛らしいモチーフで、色も私の似合うカラーのひとつなのですが、なんとその色は、とても綺麗な「ピンク」だったのです!

実は私はピンクはまったくといってよい程、あまり身に着けません。色自体は大好きだし、着ていると、似合う、もっと着たら?といわれるのですが、見るからにかわいらしいピンクが、性格とそぐわない気がして、なんだか気恥ずかしく、避けてきたからです。プレゼントしてくれた方は「普段オレンジとか黒や茶系、黄緑をよく着ていてピンクは見たことがないけれどチャレンジしてみたら?似合うんじゃない?」と、着ない色であることを知りつつ、あえてピンクをくださったのでした。

ピンクの与える色彩心理は「かわいらしさ、愛情、幸せ、甘い、優しい、フェミニン」など。女性にとっては必要なイメージをすべて兼ね備えた色。愛されて育った人はピンクが大好きだそうです。ピンクになんだか苦手意識がある私は十分に愛されなかったのでしょうか?それはわからないけれど、コンサルティングにいらっしゃる色白の女性で「ピンクは好きだけれど着ない」という方はたくさんいます。理由は、「似合うだろうけれど、可愛く見えてしまうから」私も同じです。可愛く見えてしまう自分を受け入れきれないのです。

ピンクのスカーフを目にした、カラーコンサルタントの私の頭の中は、「これは私にこういったイメージがあるから選んだの? それともこういうイメージが足りないから選んでくれたの? それとも選んだ人の私に対する心理が「ピンク」だからこの色を選んだの? 季節的にはあまり今選ばない色なのに、どうしてこの色にしたのだろう??」などなど、様々な?で一杯になってしまったのでした。たぶん選んだ当人は単に「この色しかお店になかったから」とか、「お店の方にすすめられた」など、それほどの理由はなく直感的に選んだのでしょうが。 

「ピンク」が、私にとってはちょっと特別な色だったがために、そこに何かしらの深層心理が潜んでいるのではないか、と考えてしまう。色を無意識に選んでも、その無意識の中に必ず何かの心理が働いている。カラーコンサルタントは常にそう考え、分析します。だから、これは色に対していつも敏感に生活しているカラーコンサルタントの「職業病」なのだなと思いました。



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秋の色 オレンジ








10月になりました。ここから年末まではあっという間です。
新学期が9月からはじまるので、9月が秋のはじまりのように思いますが、日本では天候的には10月からが本当の秋。

テレビで京都の美しい紅葉の映像を見て、「行きたいな~」と思える季節になりました。

ハロウィーンを大々的に祝うNYでは、はやくも大きなカボチャが売られていました。

NYからSan Hoseに行く飛行機の中から見た月は、無気味なくらい鮮やかなオレンジでした。肉眼で見ると、もっと大きいのですが、カメラで撮ると、なんだか小さい。

こんなオレンジの月をみれば、魔女がホウキに乗ってやってくると思うのも当然ですね!



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