ポジティブ・ストローク
母が、ある友人に会って、元気いっぱいになって帰ってきました。 毎日一緒に居ると、お互いに、親切も当たり前、良いところもあって当たり前の特質、相手のことを考えてもっとよくなってもらいたいと思うと、だんだん欲が出てきて、良いところではなく、直してもらいたいところばかりを指摘するようになり、言われたほうも言った人は自分のためを思っていてくれると頭ではわかっていてもあまり面白くなく感じるようになってきます。近くにいるのに残念なこと。 母が久しぶりに会った友人は、とても冷静な方ですが、母の良いところを惜しみなくほめ、励ましてくれ、長所を伸ばすのにはどうしたらよいか、色々とアドバイスしてくださったようです。「人をほめる」ということは自分が幸せでないとできない。また、自分と他人との違いを冷静に認識できていないと出来ないと思います。少しでも他人をうらやましいとか、負けたくないなどという負の気持ちがあると、口先ではほめていても相手に伝わるほどの説得力がありません。母の友人はとても大人で、ご自分や他人の特質をよくわかっていらっしゃる人だったようです。 ポジティブなエネルギーをいっぱい頂いてきた母は、私にもものすごい勢いでポジティブなパワーを送ってきました。そして、家の中の空気も、不思議とどんどんときらきらと軽く、楽しく変わってきました。 何か物が増えたわけでもなく、お金が儲かったわけでもないけれど、同じ世界を見つめる視点が変わっただけで、人を取り囲む世界はまったく違った色に、豊かに見えてきます。 カラーコンサルタントとして、それぞれの方の良いところ、美しいところをしっかりと見つけ、伸ばしていただけるように、母の友人のように人にポジティブなエネルギーを与えて差し上げられるようになりたいと思います。自分の言動からどんな余波がどこまで伝わるのかはわかりませんが、自分が触れた人やことからポジティブな余波が生まれるようでありたいものです。 カラー&イメージコンサルティングの(株)インプレッションにご興味のある方はこちら→http://www.impression.ne.jp/ |