蘭の国から

富貴蘭を中心に我が家の植物栽培や自生地紹介等など

新登録

2018年09月02日 | 富貴蘭(覆輪)



先週末は銘鑑編成と登録審査と役員会で、大阪に行ってました。


新登録は、白翁と不老白です。

白翁は私も登録に参加するつもりでしたが、四国で3名、九州で1名、東京で1名と
5人の申請者が集まったので、私は裏方に回り、審査用の株を持って行ってました。


我が家の白翁の親株は傷めてしまい、これが一番元気な木です。








白翁の由来は本にもこのブログにも書きましたが、先祖を辿れば司光殿に辿り着きます。

司光殿は産地不詳で、明治期には存在していたものと思われます。
そして大正期あたりに、長生殿が芽状変異(芽変わり)として出現しました。

昭和5年に1芽1000円で取引された記録から、相当高価な品種だったようです。

そして平成10年頃に愛知の棚で長生殿から白翁が出現。

長生殿が長生きして白翁になりました。



















今回の登録は、瑞晶の再掲載、黄玉殿の登録と並んで個人的に感慨深いものがあります。


不老白は残念ながら持ってません。




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