さてこれは何でしょう。
キバナノセッコクですね。
何かおかしいことに気が付かれたでしょうか。
すべて3年生の苗です。
フラスコ実生?
ではありません。
数年前にある自生地を見付け、そのすぐそばのコンクリート用壁に
すごく生育に良い場所があるのに気付きました。
自生してる木からは10メートルほどしか離れてなくて、種はそこから採りました。
つまり山撒き苗です。
まぁ、よく見ると先に自然に生えてる苗もあったし、別のとこの種を持ち込んで撒いたのでなければ、
本当は山撒きとは言わないんですけどね。
ここなら最高と思った場所に撒いたのですが、まさかこれほどとは予想してませんでした。
どの株も、ホップ〜ステップ〜ジャンプと、驚異的な成長を見せてます。
この株はさらに新芽が奴に出てます。
小指の先が一年目の矢、親指の先が昨年の矢です。
こちらはちょっと生えた場所が良くなかったようで、同級生ですがこれだけ大きさが違います。
まぁ、小さい方が3年目の普通の大きさだと思います。
実は昨年順調に生育してるのを確認して、来年は一斉に開花した姿を
撮影できると楽しみにしてたのですが・・・
「高圧洗浄機で掃除するって言うから、全部剥がしたよ」と、
声をかけてあったご近所の家から連絡がありました。
せっかくの実験が途中で残念なことになってしまったし、
突然たくさんの苗が転がり込んできてちょっと困りました。