以前、阿波墨錦を紹介した際、三加茂錦と同じものかと質問がありました。
採られた場所が阿波墨錦の方は半田、三加茂錦は三加茂と近くですが、見た目はかなり異なります。
阿波も小型の部類ですが、三加茂の方が細くより小型で、苔の上にチョコンと生えてるかのような姿です。
また葉色はやや淡く、艶消しな感じです。
斑色は阿波が黄色なのに対して、三加茂は白味が強く、根は阿波の赤根に対し、
三加茂は縞状のルビー根を出したり、金牡丹芸の木も存在するようです。
こちらが阿波墨錦です。
阿波の方は紺性強く、また葉表にも墨を流し、しっとりとした艶っ気を感じます。
どちらも、気長に今後の変化を楽しみたい品種で、とりあえず20鉢ずつくらいは作りたいですね〜
三加茂錦の方が可憐な感じがします。
うちにある鳴門牡丹という富貴蘭も根の色もきれいで、斑の入りかたもいろいろあって魅力的なのですが、どういう来歴のものなのか、はっきりしません。もし、何かご存じでしたら、ご教示いただけると嬉しいです。
知ってそうな人に聞いてみますね。
来歴も品種の魅力の大事な要素ですから、積極的に後世に伝えるようにして行きたいものです。
楽しみにしています。
我が家の三加茂錦も白縞です。根も筋が入るルビー根っぽい感じです。阿波錦と別種ということで、阿波錦も集めたくなりました。まだどちらも1鉢ずつしか持っていないため、少しずつ集めたいと思います。
20鉢とはいきませんが、10鉢前後を目標に頑張りたいと思います。