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集団的自衛権と兵器についての関心

2014年04月15日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

ニュースでは国会の断片的な議論しか聞こえてきませんが、何を呑気な議論で時間をつぶしているかとの印象を受けます。共同防衛、集団防衛、集団的自衛による地域の安定化は世界の常識です。周辺国と同程度の軍備を積極的に整え、抑止するのは当たり前です。 自分さえ仕掛けなければ相手も仕掛けて来ないと考えるのは人が良過ぎます。世界は、スキがあれば盗むと言う国々ばかりなのです。

かの大国がどんな勢いで軍拡をしているのか御存じなのでしょうか?  昨年に進水または配備された艦艇は何と27隻、現在建造ないし開発中の艦艇にはあの空母の2番艦だけでなく、ズーブル型大型エアクッション艇【写真】を搭載可能な3万トン級の071型揚陸艦があるのです。 このズーブルは、かのウクライナで製造された世界一のエアクッション艇で5基のガスタービンの2基をリフト用、他の3基を推進用ににした550トンの大型艇で400平米の甲板に150トンの貨物を搭載可能です。150トンと言えば大型戦車3台を運搬できるのです。これは海上自衛隊のエアクッション艇LCAC(総トン数 160トン、積載50トン)の3倍以上のもある大型のものです。 このズーブルを2隻から4隻も搭載する揚陸艦を建造しているのです。 この071型は既に3隻が就役し、その4番艦の建造と共にズーブル2艇を輸入し、さらにはウクライナからの技術移転で2隻が中国で建造されるとの事です。ズーブル型は60ノットの高速で、自衛用にも強力な装備をしています。 



このような大型の上陸用エアクッションを装備するのは世界でもロシアと中国だけで、米海軍にもありません。1艇で兵士360名、貨物25トンを乗せて尖閣に来たら日本は手も足も出ないのです。中国は、何のためにこれほどの軍拡を急いでいるのか? 言うまでも無く、太平洋のハワイから西側を中国、東側を米国に分割するための布石です。政経分離という事で、政治には口を出さす、経済面での協力で中国を太らせた結果は軍備の増強と言う形で日本にはね返って来るのです。 中国がこの軍拡を止めない限り、経済的な協力など一切してはならないのです。相手が子犬と思って餌やりを続けた結果、トンデモナイ猛獣に育ち、餌をもらった恩も忘れて襲いかかって来るのです。

武器輸出についても同じように意味のない議論に時間を費やしています。武器があるから戦争になるのではありません。武器があっても無くても、国家間の利害対立や相互の憎しみは存在します。付加価値の高い兵器の製造に常に関わらなければ世界の中で時代遅れになるだけの事です。輸入した兵器を使用して戦争になるかどうかは輸入した側の責任であり、兵器を売った側の責任ではありません。料理用包丁も全て犯罪の道具になり得る可能性はあります。だからといって、包丁の販売制限や登録/管理などしないのと同じ事です。販売した後の使用用途については、買った側の責任です。兵器を売らないと一人だけ良い子ぶっても何にもなりません。日本は何故、このような自己満足だけの大きなお世話をしたがるのでしょう?これは日本だけが悪かったと過剰に反省する事と根は同じです。

また、新兵器の開発動向について熟知しなければ、国際政治の中で相手の出方も分かりません。日本は兵器について忌み嫌うこのなく、もっと関心を払うべきです。韓国の朴大統領、北からの無人機の侵入を許した事を軍の怠慢と非難していましたが、これも軍事技術音痴の典型です。あの様な小型無人機の侵入は現在の技術では防ぎようは無いのです。あの程度のオモチャのような無人機でも2~3kg程度の爆薬は運べますから、大量に【数千機】を用意して侵入されたら防ぎようはありません。陸続きの韓国では大きな脅威です。しかし、世界中、どこの国もこれを防ぐ手段はありません。逆に言えば、このような安価な無人ロボット兵器こそが今後の狙い目の一つなのです。1基1億円の対空ミサイルでも1機数万円の小型無人機は小さ過ぎて撃墜できないのです。

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