こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。
ロシアの艦載機 Su-33 のカタパルトなし発艦をシュミレータで体験した方からコメントをいただきました。「ワリャーグ」では、スキージャンプの甲板から発艦し、通常空母と同じように着艦フックを用いて着艦します。
第二次大戦中の空母にはカタパルトは日米共にありませんでしたから、空母が風上に向かって全力で走り、対気速度をかせいで艦載機が発艦しました。海上での風速は、10mで波頭が砕けて白波が立ち始めます。ヨットも慣れていないと風速10mでは危険なので江の島ヨットハーバでも赤旗が立って出港禁止となります(これ位の風でないと面白くないと嬉々として出港する人もいますが)。5万トンの空母であれば10-20m位の風速で海が荒れてもビクともしないで走るでしょうね。カタパルトというのも奥の深い機構で、どこの国にも作れるというものではありません。カタパルトが作れなく、仕方なくスキージャンプ発艦にしたのでしょうが、スキージャンプのそそり立つった滑走路では渦流が発生するでしょうから風上に走っている意味がどれくらいあるのか興味深いところです。
着艦については、空中に浮いていながらロープにフックを引っかけて無理やり艦上に降ろしますから、ロープの張力を飛行機の速度と重量に合わせて調整するという高度な制御が要求されます。着艦してくる飛行機もエンジンは全開のまま降りてきます。
空母の運用は、ノウハウいっぱいで形だけの空母を備えただけでは不十分です。どれくらい早く中国海軍がこのノウハウを吸収するのか??? 諦めていただければ一番いいのですが。。。
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
SOHOステーション703
株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp
ロシアの艦載機 Su-33 のカタパルトなし発艦をシュミレータで体験した方からコメントをいただきました。「ワリャーグ」では、スキージャンプの甲板から発艦し、通常空母と同じように着艦フックを用いて着艦します。
第二次大戦中の空母にはカタパルトは日米共にありませんでしたから、空母が風上に向かって全力で走り、対気速度をかせいで艦載機が発艦しました。海上での風速は、10mで波頭が砕けて白波が立ち始めます。ヨットも慣れていないと風速10mでは危険なので江の島ヨットハーバでも赤旗が立って出港禁止となります(これ位の風でないと面白くないと嬉々として出港する人もいますが)。5万トンの空母であれば10-20m位の風速で海が荒れてもビクともしないで走るでしょうね。カタパルトというのも奥の深い機構で、どこの国にも作れるというものではありません。カタパルトが作れなく、仕方なくスキージャンプ発艦にしたのでしょうが、スキージャンプのそそり立つった滑走路では渦流が発生するでしょうから風上に走っている意味がどれくらいあるのか興味深いところです。
着艦については、空中に浮いていながらロープにフックを引っかけて無理やり艦上に降ろしますから、ロープの張力を飛行機の速度と重量に合わせて調整するという高度な制御が要求されます。着艦してくる飛行機もエンジンは全開のまま降りてきます。
空母の運用は、ノウハウいっぱいで形だけの空母を備えただけでは不十分です。どれくらい早く中国海軍がこのノウハウを吸収するのか??? 諦めていただければ一番いいのですが。。。
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