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校庭での落雷事故

2012年03月21日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

私が、落雷抑制を一番普及させたいのは学校の校庭です。人体に落雷すれば、死亡か、運が良くても深刻な重傷を負います。元気に育った子供が、落雷事故にあったら親としては残念です。落雷は、自然災害で仕方のないこと?いいえ、防げるのです。校庭の隅(対角の2か所)にコンクリート電柱を建て、そこに支持管を取り付け、PDCE避雷針を設置すれば、ほとんどの校庭は落雷から守れます。物は壊れてもお金で解決できます。しかし、人身事故はお金では完全な解決はできません。

弊社は、横浜市にあり、私自身も横浜市民としての経歴は半世紀。横浜市内の学校での落雷事故は起こしたくない。。そういう思いで、横浜市の教育委員会を訪ねました。2年前のことです。横浜市も海辺の中区でなく、内陸部に入ると3ケ月で200発程度の落雷がありました。ところが、教育委員会、市会、市役所など横浜の行政の中心がある横浜市中区では、あまり落雷がないのです。公務員の方々が市役所にいる就業時間に雷の音など聞いたことがなく落雷など想定外のそのまた外で、反応は芳しくありませんでした。残念ながら、犠牲者が出るまでは真剣にならないのが一般的な反応です。

横浜市には公立学校が500校もあるので、予算的に無理とのことでしたが、すべての学校に導入する必要はないのです。横浜市を5kmのメッシュに区切った中で何発の落雷があったかの過去データはありますので、落雷の多い地域は分かりますから、その多雷地区だけを対象にすれば良いのです。費用にしても、校舎の耐震対策に比べれば、その数%の費用で設置可能です。

この重要性に気が付いていただけたのが、沖縄のある教育委員会で、近々、導入の予定です。ここでは校舎の周囲に数発の落雷を経験しています。5月16日からの「教育ITソリューションEXPO」では、「学校防災ゾーン」に出展します。校庭への落雷事故の防止策について沢山の方にお話しできることを楽しみにしています。

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
SOHOステーション703
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp
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