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大きな誤解   大地震での食糧備蓄

2016年03月03日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日、東京都危機管理監によるセミナーを聴いてきました。 リスクマネジメントの話かと思っていましたら、リスクマネジメントは発災する前に発生した場合のリスクに付いて研究/対処をしておくもので、危機管理監のお仕事は「クライシシ・マネジメント」。 地震が発生した後の混乱をいかに乗り切って当面の救助活動を遅滞なく進めるかという事だそうで、3.11 の時には陸上自衛隊の補給を指揮するお立場にあった経験で東京都の危機管理をされているそうです。

ここで、私は大きな誤解をしていた事に気が付きました。 東京で大地震が発生すると、全国各地から駆けつける事のできる消防/警察/自衛隊の総数は約10万人だそうです。 この10万人が活動するためには、なるべく移動の障害が少ない事が重要で、地震発生時に会社勤めの人が家に帰ろうとすると、電車は動いていませんから路上に何百万の人が溢れ出て帰途につくと救助活動の妨げになる。 そこで、3日間くらいはオフィスにいられる状態であれば、家に帰ろうとせずにオフィスに留まってくれ。。。そのためのオフィスでの食糧備蓄だそうです。

弊社にもミリメシを何日分か備えていますが、電車が止まって帰宅できないから会社に留まるのでは無く、とにかく発災したらオフィスに留まって交通の邪魔にならない事を期待されているとは思いませんでした。 「へぇ~、初めて聞いた」と思ったのは、弊社では私だけではありませんでした。 本屋さんにも「帰宅困難者のための地図」など売っていまして、交通機関が止まっても自力で帰れという。。そのための地図が販売されています。 しかし、積極的に帰宅しようとしてはいけないのだそうです。 皆さん、御存知でした?  もし、本当に3日間、会社に留まるのであれば食糧の話だけでなく、3日間も椅子に座っている訳にも行きませんから、横になるための、寝袋、マット、簡易ベッドなども必要になります。

横浜で起業した理由の一つに、都内のオフィスで大地震に遭ったら、多摩川/鶴見川の二つの川を越えなければ横浜に戻れません。 橋も電車の鉄橋も落ちてしまえば、あの二つの川を渡るのは大変。 ということで、事務所は東京でなく横浜にしました。 と言いながら、やはり営業で都内には毎日のように出かけていますが。。。大地震、いつかは発生するのでしょうが、なるべく深夜、社会活動が低レベルで交通量も少なく、ほとんどの人が在宅の時に発生してくれる事を願っています。

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