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MaaS は本当に実用になるのか?

2020年09月09日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 私、現在は車の運転を楽しんでいますが、もっと高齢になった時に自分が自由に移動できなくなったら、さぞかし不自由な事と思います。 その移動を、自分で車を所有しなくても、サービスとして利用できることを目指してしているそうですが、かなりハードルの高い事です。自動運転の車がオンデマンドで、自分が必要な時に車が迎えに来てくれる。それはアイデアとしてはすばらしいいのですが、経済的に成立するでしょうか? 今でも地方の過疎化により、交通の手段は住民にとっての不便さだけでなく、公共交通としては採算の合わない事業で、縮小され、それは大都市のタクシーなども同じことで、特に新型コロナにより利用者数は激減し、ビジネス自体が成り立たない状況になりつつあります。

 自動車メーカーの中には、自分たちは車メーカーではなく、将来は、MaaSの提供を目指すなどと言っている会社もあるようですが、何万人もの従業員を交通サービスの末端で支えられる訳がありません。 このことば、恐らく、数年中、早ければ来年中にも消えて無くなるのではないでしょうか? 言葉が無くならず、このアイデアが実現するとしても、早くて20年後でしょうね。 色々なサービスが新しい言葉と共に現れます。それらの新事業は、社会を刺激するスパイスのような役割を果たしますが、スパイスだけでは血にも肉にもなりません。 また、新しい形態は責任の所在などをすっ飛ばしているものもあります。

 例えば、食事のデリバリーですが、料理を作ったお店が、その信用の下で清潔な食べ物を届ける「出前」は昔からありましたが、届ける分だけ第三者に任せてしまう(清潔に届ける義務を放棄してしまう)。 食品が安全・清潔なまま届けられるかどうかは、デリバリーをするアルバイトの方にかかっています。 日本では少ないかもしれませんが、米国では、途中でのつまみ食いや、届けた先での暴行事件なども発生しています。(ラーメン、ピザ、寿司)などの異なるお店のものをまとめて配達してもらえるのは便利ですが、便利の裏の代償もあります。 昔ながらの体制を崩さなければ新しい目が生えないのも事実で、便利ではあるがヤヤコシイ時代に突入しました。

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