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アジャイル型組織入門

2020年09月14日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 日経産業新聞に連載の「戦略フォーサイト」に「業務時間内の自学を奨励」との記事がありました。 業務時間内で、仕事だけではなく、自分の勉強をすることも認める。これは当然のことです。毎日、仕事だけに明け暮れていては知識を広げる事は時間的に難しく、夕方、会社の就業後にクラスに通えというだけでは不十分です。 今や、仕事以外の副業すら会社の就業時間をやりくりしてでも勧める会社もあるくらいですから、自分で学習する時間も仕事の一部として認めるべきです。 タイトルの「アジャイル型組織」ですが、アジャイルとは「素早い」という意味で、世の中の変化に合わせて、あるいは先んじて、素早く行動する組織。 それには、組織を構成する一人一人の資質が重用ですから、勤務中のオン/オフに関わらず、自分の学習を認めるということです。

 すると、学ぶ対象として許されるのは仕事に関係のある事柄についてのみ、のような制限を設けがちですが、そのようなケチな事を言えば、どういう風に仕事に関係するなかど、関係性を追うのが難しくなります。 何が役に立ち、何が役に立たないかなど決めるのは時間の無駄です。 研究職の分野では、会社として与えられた研究目標の他、自分の興味のある分野の「内職」を認める会社ほど、その「内職」の中からヒットが生まれる事はよくあることです。 この変化の激しい時代、過去の蓄積だけで勝負するとしたら、過去の陳腐化し易い知識だけで乗り切ることは難しいのです。 古い知識だけで凝り固まらないように、弊社は、外部セミナーへの参加や書籍購入については制限なしとしていますが、それでもセミナーへの参加は月2~3回しかできず、書籍購入もせいぜい、月に20冊程度しかできません。 

 経営側としては、社員の力こそが会社の力。社員の力を付けるためであれば、社員が勉強するために必要なサポート位、会社の出費としては安いものなのです。 問題は、社員の動機です。世の中、向学心が失せた人も多く、以前の会社で同じように書籍代金は全て会社持ちにしたのですが、1冊の本を読まない方もいました。 どこの組織でも、組織を引っ張るのは上位2割程度。次の6割は軽いお荷物。最後の2割は組織のは重いお荷物です。 この残り8割も、元々は会社に入社したのですから、それほど程度は悪くないハズですが、力を発揮できない理由があるのです。 アリの社会にさえ、働かないアリがいるそうで、トップ20%だけを集めて新たなグループにすると、その中からもお荷物組が発生するそうで面白いものです。

 若いころ勤務していた外資系ですが、英会話のスクールなど全て会社負担と言う事で、一番、高級な1対1のスクールに通い、その分だけでも現物給付されて給料が実質増加したような得をさせていただいたことがありました。 人のヤル気がどこからでてくるか? 経営側としてはそれが大事なのですが、社員側も自分で学ぶ姿勢が無ければいずれ淘汰されてゆきます。 大昔ですが、大学の卒業式で社会に出たら、毎日1時間でも良いから勉強を続けろという学長さんのお言葉がありました。その時はそんな少しでいいの? と思いましたが、働き始めると毎日1時間の難しさが身に沁みました。  そんな昔の言葉を覚えているくらいですから、ソコソコ、実戦してきましたが。。。まあ、ソコソコです。

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