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ドイツ式交渉術  ジャック・ナシャー  早川書房

2020年09月03日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

 以前、勤務していた会社では米国相手が多かったのですが、その後、欧州が相手になり、最初に出た会議の印象はまるで国連総会と言う印象でした。 それまでは、米国人だけが相手でしたが、欧州のほとんどの国から出席者がいるのです。 しかし、仕切っているのはドイツで、チャチを入れるのがイタリア、上げ足取りはフランス、他の国はおとなしく、あのような狭いエリアにこれだけの国ガギッシリと、さぞ住みにくいエリアであろうと思いましたが、びっくりしたのは、フランス国内で皆自分の国の携帯を使用している事でした。今でこそ当たり前なのですが、20年以上昔の事ですから、その当時は日本の携帯は外国では使用できす、「国の壁」があると思っていたのですが、例えば、スイスなどEUには参加しなくても、携帯電話は欧州内で歩調を合わせるとか、選択的に不便にならない様にしているのです。

 ドイツがEUを仕切っているように民間会社の中でもドイツが仕切っているのは、殻らの仕事の仕方を見ているとナルホドと納得する事は多いのですが、そのドイツ式の交渉術と言う事で興味を引きましたが、まあ、姑息な戦術が紹介されていまして、あまり参考にはなりません。 ただ、人との交渉に勝つにはと言うような戦術を常に心に秘めて他人と対峙しているのかというと、そうでない方も多いのがホットするところです。 この姑息な戦術というのは、何処にでもある交渉術で、特にドイツだけではありません。 自分の本当の要求水準よりも、大きくふっかけ、譲渡したようなふりをして本来の目標地点に着地するような交渉術としてはありきたりのものばかりです。

 交渉において、合理性を欠くように思えたら、それまでに費やした時間などに関係なく、打ち切った方が良い。 長い時間をかけたのだからと言う理由で固執しない事が大事というのは、情に流されやすい日本人にとってはありがたいお言葉でした。 その辺りでドロ沼にはまることは多くあります。

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