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大学入試の不正について  入学試験結果を公開すべき

2018年12月17日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

以前、ある国家資格の試験委員として試験問題の作成をしていました。 毎回、同じような問題ばかりでは具合が悪いので、張り切って凝った出題をすると正答率が低く、毎回、同じレベルの正答率になる問題を作るというのは、出題する側も大変なのです。 しかし、助っ人ソフトウェアがありまして、最初に想定した配点を正答率に照らして修正/調整すると、合格者の点数分布がきれいに仕上がるのです。 国家試験も入学試験も、できた人とできなかった人があまりにかけ離れることの無いように上手く配点を調整してくれるソフトのお陰で、毎回難易度が異なっても得点分布が同じようになるように調整できるのです。 大学入試でも恐らくこのようなソフトで調整していることでしょう。 ここまでは全員に対して調整するのですから不正ではないのです。 問題はその後です。

入学試験の結果も、模擬試験のように採点と順位を公開すべきです。 受験料を払っての試験なのですから、受験生も単なる合否だけではなく採点された結果を知る権利があるのではないでしょうか? 受験生の弱い立場ですと、それを要求できませんが、採点後の結果から全体で何位であったから合格した、あるいは不合格になった、そこまで受験生に公開すれば、その後の不透明な中での特定受験生に対してゲタをはかせる事はできなくなります。 すると、特定受験生の親からの寄付金も集まら無くなりますから、大学としては公開したくないでしょうが、どこか一校でも開かれた透明な入学試験を行えば、全体も徐々にその方向に進まざるを得なくなります。

権威と神秘性は一体であり、公開された透明な制度では権威を保つことが難しくなりますが、まあ、その程度の権威など見せかけの権威で偉そうにしているだけで保つ必要などない権威です。 時代は、あらゆる面で透明性、公開を求めるように動いていますから、いずれ密室の中の入学試験も終わりの時代を迎えることでしょう。

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