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コネクッテド・ファシリティ

2018年01月29日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

セミナーには、月に3回は参加して色々な分野でのお話を伺い、大変参考になっていますが、その中でも先週参加した、山下ピーエム・コンサルタントの川原社長による「「コネクッテド・ファシリティ」が描き出す、すぐそこに迫る明日」は、秀逸でした。 建設のコンサルというのは、施主さんからの建物の依頼を受けてからの仕事と思っていましたが、もっと上流に遡って、どんな施設を作るべきか、商業施設なのか、ホテルなのか、時代を先読みして資産として最も最短で稼げるような施設とは何なのかを提案するそうです。 そのためには、時代の変化をを客観的なデータで捉えて分析しているという、非常にためになるお話を聞かせていただきました。 セミナーは、専門性の高い話題であるのは当然ですが、川原様の場合には、専門性の深さと共にメチャクチャ知識の幅が広い事に驚かされました。 私も雑学の幅には自信がありますが、上には上がいるものと脱帽でした。

このセミナーへの参加者は建設関係の方々ばかりでしたが、そもそも「コネックテッド・ファシリティ」ってなに? という用語さえも何なのであろうと興味本位で参加しただけでしたが、私の避雷針のような局所的な話しよりは、失礼ながらもっと大きな「大風呂敷」のような話で、一部それはコジツケではと思える部分もありながら、大局的には異議なしと思える内容で、建築関係でありながら、バランスシートから世界の観光国でのインバウンドの数、ブロック・チェーンまで、幅広く世の流れを掴んでおられる範囲の広さに圧倒されました。

ネットにつながった「コネックテッド・カー」のように、これからは多くのものがインテグレート、統合化される時代で、施設も単体としての存在ではなく、各種の社会的な要素を取り入れた、あるいは統合された施設が重要になるという、単なる建物ではなく、社会的な要素と深い関わりをもった「コネクッテド・ファシリティ」が重要とのお話は非常に説得力がありました。

建設の現場の方々はわりと身近なので、一言でいえば、「まじめで実直」な方が多く、それでなければあの巨大な建物など作れませんが、それを計画する段階では、地味な建設業を通り越えた近未来の予想者のような華やかな話しで建設業の奥の深さの一端を垣間見た気がしました。

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