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原発への誤解

2018年01月12日 09時33分16秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

昨日の続きで、何故、原発を廃止しなくてよいのか、原発を擁護したいと思います。

1)日本は地震国であるから不安
地震などよりもっと大きな揺れのある空母や潜水艦でさえ、原子力が使用されています。 地震など、せいぜい数十秒ですが、海の上での前線や台風などの影響では数日にわたり、大型空母でさえ木の葉のように揺れる中で安全に使用されています。 福島での事故は地震ではなく、津波なのです。 海辺にありながら津波対策を怠ったことtが原因であり、地震ではないのです。 揺れることを前提として作れば問題はないのです。

2)核廃棄物の処理サイクルができていない
放射能が無くなるまでに10万年かかるというのは、再処理をしない場合であり、再処理さえきちんとすれば、800年で10万分のⅠ程度になり、日本の歴史の長さで言えば十分に管理できる範囲内なのです。 トイレの無いマンションといわれますが、自然エネルギーの代表である太陽光パネルも、いずれ寿命を迎えますが、その時の廃棄処理をどうするかについては技術は確立されていません。 何故、原発だけが問題にされるのか? 飛行機が初めて飛んだのは約110年前の事。 その時に現在の様な航空機産業の発達を想像できた人はいなかったことでしょう。 今から、100年後の技術も正確には予想できません。 核廃棄物の処理など100年後の世代に任せればよいのです。 現在は、経済的/技術的な信頼性の低さで困難ですが、高濃度の核廃棄物は太陽に返してやれば良いのです。 100年後には、それが実用可能なレベルに達することでしょう。

3)原発は危険
危険でない、暴走しないタイプの原発もあるのです。 福島でのことが原発の全てではないのです。 むしろ、日本の世界に対する役割は、現在使用中の原発もいずれ寿命を迎えますから、その廃炉処理技術の確立と安全な原発の開発こそが日本の役割なのです。 ITやAIなどばかり騒がれますが、重厚長大なモノを作る技術は一朝一夕にはできませんし、それが継承していくためにも日本が安全な原発を作り続けることは大事なのです。

4)放射能は体に悪い
低濃度の放射線は体には良い影響を与えるという事で、秋田県の玉川温泉、鳥取県の三朝温泉、街にはラジウム温泉なるものもあり、低濃度の放射線にワザワザお金をかけてあたりに行って健康な体になる人が多いという実績を見るべきです。除染作業だなどと馬鹿げたことに費用をかけるなら、除染で回収した低レベルの放射線源は、全国の希望者に販売すれば良いのです。 私も、売っていただけるなら自分の庭にまきたいくらいです。 活用しないからゴミなのであって、我が家を「健康ランド」にするための放射線源と思えば価値が出るのです。 広島/長崎では核爆発があったのに除染などしませんでしたが、それによる問題などなく現在に至っています。 核爆発まではしていない、ただの放射線漏れですから、仕事と雇用を増やすという意味はありますが、除染作業に大きな意義はありません。

感情レベルの話で将来への可能性を閉じてしまうことは馬鹿げています。 将来に向けた国の発展に重要なのは、政治家も国民も科学技術とその世界での需要を冷静に見ることです。 弊社、原子力産業とは何の関わりもありません。科学技術全般についてやメカについての興味から極めて客観的に原子力技術を見ているだけですが、フェークニュースさながらの誤った意見が多く、原子力が不当な扱われ方をされていると感じています。 日本が世界でその存在感を発揮するには、韓国や中国では真似のできない高い付加価値を加えた超ハイテク製品で勝負せねばなりません。 太陽光や風力発電程度のローテクで争ってもダメなんです。 総理大臣経験者なのですから、日本国内の電力問題としてだけでなく、産業政策として原子力産業をどうするかも複眼的に見て欲しいものです。 東芝、日立、三菱、日本製鋼といった会社は日本の宝なのです。 これらの宝は大事にすべきです。

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