雷ブログ

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X-2 ⇒ F-3?

2016年03月10日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

国産戦闘機 F-2 は米国からの横やりで F-16 の派生のようになってしまいました。 同じような横やりが心配なのが次期 F-3 です。 X-2 という試験機が完成し、これを改良しながら当然、F-3 へと進化する事を期待していますが、国産ステルス機には技術的問題の解決以外にも米国からの「政治的」圧力が多々かかることでしょう。 X-2 は技術の立証用ですから、そのまま F-3 へとは簡単には発展できませんし、F-3 の実用化が見える時には有人である必要性も検討の余地ありですから、F-3 への道は険しいものがあります。

当面は F-35 で間に合わせるとして、米国は最新鋭の F-22 を日本には渡さないのですから、自前の国産の戦闘機を開発するのは当然のことです。 F-22 を越えることはできなくても、 F-35 を越えるものでなければならないのは当然です。 となるとハードルは低くはありませんが、国産の有人ステルス戦闘機の開発は日本の航空機産業の基盤を保持するためにも必要な事です。 ユーザは航空自衛隊のみならず、F-35 では高価で買えないアジア諸国にも広がって欲しいものです。

武器輸出がイケナイ事のように一人良い子ぶっていても意味はありません。 低価格の小銃、ピストルの類は簡単にテロリストに渡りますが、戦闘機や戦車などのハイテク製品であればメインテナンス、部品の補給も必要ですからエンド・ユーザは特定でき、一度売れば補給部品のビジネスにもつながります。 自衛隊用に少量を生産していても価格は安くなりません。 

ドイツは第二次大戦からタイガー戦車の伝統を受け継ぎ、現在もレオパルト戦車は世界16カ国に輸出され、世界のベストセラー、欧州標準戦車になっています。 戦車は1台で乗用車1000台分の価値がありますから良い商売になります。 他国では作れないものを作って輸出するのが一番効率的。誰でも作れるもので競争するのでは価格勝負になってしまいます。 護衛艦、潜水艦、戦車、戦闘機などはどの国でも作れるシロモノではないのです。 これらを自国で作れない国々を支援してあげるのも日本の大事な役割です。 兵器があるから戦争になると言う単純な構図で戦争になるのではありません。 兵器を戦争の道具としてを忌み嫌っても少しも平和には寄与しません。 力のバランスのために兵器は必要不可欠なものなのです。

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