こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。
古い話しですが、日清戦争での死亡した人の数は20,159名。このうち、軍人/軍属が13,484名(66.9%)残りの33%は民間人で、そのうち軍人/軍属の戦闘死者【戦闘による即死、および病院に運ばれてからの死亡】は、1,417名。戦闘での死亡は僅か1割なのです。
残りは病死者。その頃の病死と言うのはほとんどが「脚気」であったそうです。戦闘で亡くなる人よりも「脚気」で亡くなる人が多かったのは驚きです。戦場ではテント暮らしで、住環境、衛生環境も劣悪、おまけに食糧まで十分でなく、そんな中での病死と言うのも気の毒です。戦死であろうと病死であろうと戦争の犠牲であることには変わりはありません。
このころの日本は貧しく、一日に6合の白米を供する軍隊は、白米を腹いっぱい食べられるというだけで魅力的であったそうです。6合もの白米を大したオカズなしに食べたそうで、その結果ビタミン不足の脚気になってしまうのですが、ビタミンの存在も影響も分からなかった時代ですから仕方ありません。現在の知識で過去を裁いても意味がありません。当時の最高責任者は陸軍局軍医部長であった森鴎外(森林太郎)さんは、これを伝染性の病気と疑っていたそうです。
白米に麦を加える事で劇的に改善されることが分かってからも麦を加えては白米を腹いっぱい食べられるという軍隊の魅力を損なうという現場の反対もあったそうです。食べ物が入隊の魅力的要素とは、現代では考えられません。
これはビタミンBの話ですが、同じようにビタミン不足で酷い目にあったのはビタミンC不足の大航海時代の船上での食事です。この時代の船員、それも下級船員の死亡率は非常に高く、その原因は栄養失調とビタミンC不足による壊血病であったそうです。
今でも発展途上国の子供の死因は餓死である一方、先進国では過食が原因の病気が多いというアンバランス。栄養学自体は進化しても人間自体の進歩は、ほとんどしていないように見えます。
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
SOHOステーション703
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp
古い話しですが、日清戦争での死亡した人の数は20,159名。このうち、軍人/軍属が13,484名(66.9%)残りの33%は民間人で、そのうち軍人/軍属の戦闘死者【戦闘による即死、および病院に運ばれてからの死亡】は、1,417名。戦闘での死亡は僅か1割なのです。
残りは病死者。その頃の病死と言うのはほとんどが「脚気」であったそうです。戦闘で亡くなる人よりも「脚気」で亡くなる人が多かったのは驚きです。戦場ではテント暮らしで、住環境、衛生環境も劣悪、おまけに食糧まで十分でなく、そんな中での病死と言うのも気の毒です。戦死であろうと病死であろうと戦争の犠牲であることには変わりはありません。
このころの日本は貧しく、一日に6合の白米を供する軍隊は、白米を腹いっぱい食べられるというだけで魅力的であったそうです。6合もの白米を大したオカズなしに食べたそうで、その結果ビタミン不足の脚気になってしまうのですが、ビタミンの存在も影響も分からなかった時代ですから仕方ありません。現在の知識で過去を裁いても意味がありません。当時の最高責任者は陸軍局軍医部長であった森鴎外(森林太郎)さんは、これを伝染性の病気と疑っていたそうです。
白米に麦を加える事で劇的に改善されることが分かってからも麦を加えては白米を腹いっぱい食べられるという軍隊の魅力を損なうという現場の反対もあったそうです。食べ物が入隊の魅力的要素とは、現代では考えられません。
これはビタミンBの話ですが、同じようにビタミン不足で酷い目にあったのはビタミンC不足の大航海時代の船上での食事です。この時代の船員、それも下級船員の死亡率は非常に高く、その原因は栄養失調とビタミンC不足による壊血病であったそうです。
今でも発展途上国の子供の死因は餓死である一方、先進国では過食が原因の病気が多いというアンバランス。栄養学自体は進化しても人間自体の進歩は、ほとんどしていないように見えます。
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