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リモートからの課金

2014年06月13日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

タクシー・メータや小売店の秤など金銭の支払いに直結する計量器は、定期的に検定されて正しい値であることが確認されています。それで気持ちが悪いのが弊社のプリンタ/コピー/スキャナの複合機です。毎月の使用量(印刷枚数)を自動的に保守会社に送り、トナーが少なくなればトナーを送って来るのですが、毎月の使用料も機械が保守会社に自動で送り、それにより印刷枚数が何枚でいくらとの請求書が送付されてきます。

使用枚数のカウンターは、操作パネルのどこかに隠れ機能になっていることでしょう。直接の操作ボタンは明示されていません。こういう課金のための情報は機械が勝手に送る前に、使用者である私も確認したいものです。毎月の使用枚数による請求書もカウンタの数値がわかりませんから言われるままに払っていますが、気持ち悪い事です。この種の数字は印刷枚数をデジタルでカウントしているので、アナログ的な誤差は無いでしょうが、それでも機械は100%信用する訳にはいきません。意図的に1割増し、2割増しの細工がされていたとしても、利用者側はいちいちコピーの使用量まで気にしていません。言われるがままに支払うしかないのです。

今後、電力の課金についてもスマート・メータなるものの利用で電気の使用量がリモートから管理されるのですが、それで省力化できるのかと言えば、現在は検針の方がその場で請求書を印刷して置いていきますが、検針だけリモートからしても、それを基に請求書を作り、それを配送するという現在は不要な仕事が増えます。トータルでは、同じようなものでしょうが、人手を介さずともできるという長所は有るようです。

遠隔から課金されるのは、大きな経済の仕組みの一つに支払歯車として組み込まれてしまっているのです。M2M(機械対機械)による通信は、利用者と言う人間の気が付かないところでドンドン進んでいます。課金する側には便利な機能ですが、支払う側には薄気味悪い存在です。

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