珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります

2016年03月18日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

マリーゴールドホテル幸せへの第2章での予告編でおもしろそうだったので、見てきました。

今風に言えば、老後を見据えて住み替えを考えるお話です。

 

モーガン・フリーマンとダイアン・キートン演じる、

70代の夫と妻、5階建てアパートの最上階に40年間住んでいます。

光あふれる大きな窓からはニューヨークの街並みが眺められ、

屋上で家庭菜園を楽しむこともできます。

夫は、ペットの老犬の朝の散歩がてら

コーヒーを買って帰るのがの日課です。

不満もなく気に入った住いなのですが、たった一つ欠点が。

それは、エレベーターがないこと。

若かった頃には苦にもしなかったことですが、40年たった今、

5階までの階段の上り下りは、大きな問題になりつつあります。

妻は70代後半の夫の身を案じて、エレベーターのあるアパートへの住み替えを

不動産屋である姪に相談します。

すると姪は、あれよあれよといううちに、次々とアパートを売る段取りをつけて行きます。

同時に次の住いの確保も急がされます。

考える間もなく迫られる決断、

さてどうなることか。

退屈な部分もあり面白くもありです。

 

ところで、二人は子供がなく、ドロシーという老犬を可愛がっているのですが、

そのドロシーが、その騒ぎの中、突然倒れて立ち上がれなくなってしまいます。

そこで、ペット病院へ連れて行くのですが、

まず、診察で、100ドル。

ヘルニヤの疑いありで、

CTスキャンに、1000ドル。

結果はやはりヘルニヤで、

ヘルニアの手術に、10000ドル。

今日の為替相場は、1ドル約112円

何と112万円!

我が家はペットを飼ったことがないので、日本でどうなのかわかりませんが、

やはりこのくらいかかるのでしょうか?

だとしたら、貧乏人にペットは飼えません。

わんこを散歩させている人とすれ違うと、みんなお金持ちに見えてきてしまいます。

 

ちなみに彼らのアパートの売値は、約1000000ドル、1億越えです。

40年前は、そんな田舎に、と言われた場所だそうですが、

さすがニューヨークですね~。