散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
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配達あかずきん―成風堂書店事件メモ (創元推理文庫)
大崎 梢
東京創元社

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先日ン十年ぶりに訪れた本屋さん、置かれていたブックカバーも全く変わってなくて
嬉しさの余り文庫本を買うことに。

当時は 日参していたので(ピーク時は一日一冊くらいの文庫本は
朝飯前だったような気がする…若かったなぁ)

そこで購入した二冊の文庫本。
二冊とも 実は全く初めて出会う作家さんでした。
(かなり有名なご本だったらしいのですが、私が勉強不足で)

CDもよくジャケ買いしますが、
本の場合は装丁や表紙デザインのほか、タイトルやそのフォント、
声にしたときの音なども チョイスのポイントとなります。
この本もまさに インスピレーション買いの一冊。

ミステリはほとんどと言っていいくらい読まない私ですが、
舞台が本屋さん ということで手に取りました。
本につわる謎を解きながら、人の心のひだを描いていくお話が5編。
どれも 心の温まるいいお話なのですが、
どれか一つを といわれたら
「標野にて 君が袖振る」か「六冊目のメッセージ」かしら?

たいていお話を読むときは
お気に入りの登場人物に思い入れをして読みますが、
これは登場人物というより 本屋さんという設定と
そこに来るお客さんや関係者の設定が面白くて
ちょっと他のお話とは違った感じで読んでいました。

この作者の他の作品を読みたくて読みたくて
本屋さんに行って検索しましたが、残念ながらすべて在庫なし。
それにプラスして この作品以外は文庫化されていなかったので
図書館で探すか、文庫化を待つことになるかも…。
うーん でも読みたい。

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2006年はこんなふうな、
2007年はこんなふうに、
ついでに不毛な2008年はこんなでした。

先日やっとETCのついたp家の車。
遠出の予定はないけれどお出かけしたい。
ということで 3度目の正直で某アウトレットモールと
以前目的地に設定したことのある足利方面へ。
(翌日 午前中のテレビを見ていたら お散歩番組で
同じ場所をやっていて あららー)

足利学校周辺の町並み・足利フラワーパーク・できたら佐野のアウトレット
無理だったらどれかひとつでもOK。
ただし 行田の古墳には絶対行かないよ。

渋滞を懸念しておりましたが
なぜかスイスイ、駐車場も問題なく止められて
ちょっと拍子抜けしてしまうほど。
これも 4年越しの執念か?(執念するようなもんかね?)

ということで まずは足利市の「足利学校」へ。

江戸時代の学校を復元したもの。
わかりやすくその価値を一言で言うならば
フランシスコザビエルさんが「坂東一の学校」と
グローバルに紹介したということかな?

夫はこういうところが好きです。

きっとこういうところで 志の高い青年達が
勉学にはげんだんだろうなぁ と想像してみる。


重要文化財にも指定されている鑁阿寺
(このあとのフラワーパークとアウトレットのために
じっと黙ってついて行く…こういうのにはあまりモチベーションが
あがらないぴぃさんです)


大銀杏の木は圧巻。ちょうど五月の光と青葉は
この上ない愛称の良さ。

この地は相田みつをさんのゆかりの地らしく、
作品の所蔵数一を誇るという おそば屋さんがあります。
下調べなくなんとなくここでお昼。

お店の前のおしながきでは「鰊そば」がお薦めの様子。
実は二人とも それほど鰊が得意ではありません。
「鰊は食べないからね」と 意味もなく宣言して入る私。

そうしたら お昼はこの鰊の甘露煮付きの2種類のおそばしかないとのこと。
でも 2時間くらい並ばないと入れない有名店だというし、
(ちなみに私たちは5分くらいしか待たなかった)
とりあえず 鰊の甘露煮とたぬきそば 炊き込みごはん ゴマ団子の
セットを注文。

鰊は今まで食わず嫌いだったと ちょっと反省するほど美味しかった。
・・・やっぱりおそばは江戸っ子なので 濃いおつゆで食べたいかも・・・。

でも おつゆの薄さと鰊の甘露煮の味の濃さは、
きっと計算されたものなんだろうなぁ。
個人の好みの問題だと思うのだけれど
残念ながら 私たちの評価はいまいち…でした。
(後日 某お散歩番組で シンプルな手打ちそばを食すリポーターさんを見て
ああ いいなぁ ああいうのが食べたかったんだ と
二人揃ってつぶやいたのは言うまでもありません)

川越などと違って、広範囲を歩くというよりは
こじんまりとした石畳の参道周辺にお店は集中。


ちょっとこんな通りを出て見ると

こんな足利のイメージとは違ったお店もあります。
窓枠フェチなのですぐこういうものを見つけます。



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