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甲子園で広島代表校が提案、高野連が制止

甲子園始まりました。
昔ほど熱は入らないものの、開会式の入場行進は見ちゃいます。
今年は結局 知っている子はいないので
かなりニュートラルに応援です。

さて↑のような記事を見つけました。
開会式前に集合している大会参加チームに、広島代表校が黙祷を提案しようとしたけれども、
高野連からストップがかかってしまったというもの。
高野連としては、終戦記念日に試合中の黙祷をしている、
広島という一地域のために黙祷をするのはよろしくない と言うことからのようです。

たしかにだったら長崎は?地震の被害にあった人たちは?…となってしまうのかも知れません。
今までそういった動きはなかったのでしょうか?
その是非については、もしそれが子どもたちから出た提案であったとしたら
すこし残念だと思いますが。

以前広島に3年間住んだことがあります。
まったく縁のないところではなく、夫の両親親類縁者がいるところだったので
親戚づきあいなどもあったり、1歳だった長男を預けて、ほんのちょっと仕事をした思い出の場所でもあります。

そこで過ごして驚いたのは、
8月6日は広島全体が喪に服したようになったことでした。
テレビは朝から原爆についての特集番組が 次から次へと放送され、
こころなしか街には人気も少なく、
ああ ここではこの日は特別な日なんだ と思ったものです。

私が小学生の頃、8月15日は全校登校日でした。
そして、戦争体験のある先生が、学年ごとにいろいろお話をしてくださった
という覚えがあります。
まだ 戦後 だったのだと 少しあとになってから気づきました。

話がそれましたが、広島の町には(当時)
8月6日を国民の休日に! というようなステッカーが
ところどころに貼ってあったような覚えがあります。
広島の方たちにとっては、広島だけの問題ではなく、
日本の人々みんながこの日を特別な日と思って欲しい、
そういった思いがあるのだな とよそ者の私は思いました。

その後広島を離れ、それでもカープファンの夫と長男は広島が好き。
8月6日が訪れるたび、広島を少し思い出すわたくしでございます。

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