GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

金沢 主計町(かずえまち)茶屋街の透かしほおずき

2012年06月09日 21時54分46秒 | トラベルフォト

小京都の趣き深い浅野川の畔に立ち並ぶ茶屋街、主計町(かずえまち)。

川沿いの町屋の角を曲がり、一本奥の道へ足を向けた時の事。

とある町屋の台所、紅殻格子の窓から透かしほおずきが顔をのぞかせてたのです。

昔祖母から、ほおずきの実の中を取り去って、風船のように膨らませた実を口の中で潰して音を立てる遊びを教わったことを思い出しました。

当時祖母からはこうした透かしほおずきの作り方を教わったことはありませんでしたが、こんな小粋な飾り付けを見ていると、日本の風景をさりげなく彩る小さな脇役として、ほおずきが昔から愛されていたことに、改めて気が付きました。

古都 金沢。

素敵な城下町です。

New Balance Minimus MT00

2012年06月08日 22時07分34秒 | スポーツ

世のジョギングブームと共に近年クローズアップされてきた裸足ランニング。

実際に裸足で芝生などを走るという試みもありますが、自分の近所を見回せば、豊かに生い茂る広い芝生などありません。

そこで、裸足感覚で走るランニング・シューズが、各社から次々にリリースされています。

早い時期から裸足感覚シューズを発表してきたニューバランスから出た、Minimus(ミニマス)シリーズのMT00が気になります。

ニューバランス史上最軽量と言われているこのミニマスゼロシリーズの重量は、たったの130g!

裸足感覚を呼び覚ますというNL-ZEROラストも搭載し、走りの快適性を追及したクッショニング系シューズとは一線を隔す、新たなランニングの楽しさが期待できそうです。

東芝 Ultrabook “Satellite U845W”

2012年06月07日 22時03分16秒 | デジタルガジェット

使い勝手に優れたあのコンパクト・ミニノート“Libretto L1”を彷彿とさせる最新のUltrabookが登場。

ラップトップPCを世界で初めて商品化した東芝は、ノートブックに関してどこよりもこだわりがあります。

気がつけば、各社どこも似たようなMacbookAir風のUltrabookが発表される中、14.4インチ、21:9というスーパーワイドなディスプレイを持つ独自のフォルム。

複数のウィンドウを同時に表示させ、マルチタスクで作業を進めるのに適した横長の画面は、どこかプロフェッショナルな道具としての雰囲気を漂わせていて、この形が特別な存在であることを静かに主張しています。

液晶の天板も、上下ツートーンのテクスチャーに分けられ、本機独自のスーパーワイドフォルムを、よりワイド&スリムに見せる効果を演出。

今から思えば、Libretto L1は高額すぎて手にいれられませんでしたが、このUltrabookは999ドルから。

モバイラー用ノートPCとして、再び人気が再燃しそうな新型ノートです。

SONY Syber-shot DSC-RX100

2012年06月06日 22時22分27秒 | デジタルガジェット

もうひとつの1インチセンサー、それはソニーから。

Nikon1と同サイズ、13.2×8.8mmの1インチCMOSセンサーを積んだ。コンパクトデジカメが登場。

しかし、ズームレンズは一体型なので、Nikon1より一回り小さく軽い取り回しの良さ。
やや厚みはあるものの、その外形はまさにコンパクトデジカメそのまま。

ズームレンズは、カールツァイス バリオ・ゾナーT*。しかもワイド側では開放F値F1.8を誇る明るさを実現。

コンデジのハイエンドモデルでは必須アイテムである、レンズ根本のコントロールリングを搭載し、Canon PowerShot S100並みのきめ細かい操作性も。

一眼レフのサブカメラとして、本格派のコンデジを探していたとき、サイズ感と操作性とでは合格だったものの、センサーサイズの小ささでどうしてもS100を選択できなかったのですが、このRX100ならばその全ての希望を満足させてくれそうです。

外連味(けれんみ)がなく、撮影する道具としての姿を素直に体現したそのデザインはそそります。

金沢21世紀美術館 ブルー・プラネット・スカイ

2012年06月04日 22時22分51秒 | アート

こちらも、金沢21世紀美術館で人気の常設インスタレーション、「タレルの部屋」。

光と空間を巧みに操り、人間の意識の奥に潜んでいた感覚を呼び覚ますことを可能にしたアーティスト、ジェームス・タレル。

タレルの部屋は、彼の作品“ブルー・プラネット・スカイ”を見ることができる、無料公開スペースです。

見上げる天井の中央には、外界へとつながる四角く切り取られた開口部があり、朝から夜まで、様々な時間帯にわたって変化する空の表情が、まるで美しい動画を見るように楽しむことができるのです。

訪れたこの日は雨。したがって変わりゆく青空の風景は見られませんでしたが、代わりにそこにあったのは、このように完全なモノトーンの世界。

色もなく、動きもない、一見静止したようにも見える空間の中、開口部の縁からは時折雨だれが滴り落ち、固定化した箱の中に、確かな時の流れを感じさせていました。

金沢21世紀美術館 SANAA ラビットチェア

2012年06月03日 10時57分32秒 | インテリア雑貨

金沢21世紀美術館の設計を手掛けたのはSANAA(サナー)。

妹島和世(せじまかずよ)と西沢立衛(にしざわりゅうえ)による建築ユニットSANAAの光とガラスの建築は、解放感に溢れた視覚的な軽さが魅力。

正円と矩形だけで構成されたシンプルな空間設計でありながら、訪れる人をやさしく迎え入れて飽きさせない金沢21世紀美術館もまた、SANAAを代表する素晴らしい建築です。

しかし、作品は建築だけではありません。

館内南口付近に並べられたユニークな椅子、ラビットチェア。

こちらもSANAAのデザインです。

左右非対称の耳がとてもフレンドリーな雰囲気で、動きのある形とウサギのモチーフがぴったり合って、魅力的なチェアに仕上がっています。

二本に分かれたプライウッドの背もたれが、程よいたわみを生み出し、背中にやさしい感触をもたらしていました。

金沢21世紀美術館 スイミング・プール

2012年06月02日 16時46分10秒 | アート

2004年に開館して以来、日本でも屈指の人気を誇るアートミュージアム、金沢21世紀美術館。

常設インスタレーションの中で最も有名なのが、この“スイミング・プール”。

外から見て楽しめて、もちろん中から見ても楽しい、体験できるアート。

レアンドロ・エルリッヒの手がけたこの仕掛けに、子供も大人も皆同じ笑顔ではしゃいでしまいます。

仮想の水中から見上げる、光に揺らめく水面を見ていると、その仕組みは分かっていながらもやっぱりどうなっているのだろうかと水際に近づいてみたくなります。

梯子に手をかけたり、プールの底に腰掛けて和んだり、仲間同士で記念写真を撮り合ったり。

四角いブルーの空間で、様々な人達が思い思いの場所で楽しんでいる、その人と空間が混じり合ってひとつの作品となっている。そんな素敵なアートでした。

金沢 主計町茶屋街(かずえまちちゃやがい) 暗がり坂

2012年06月01日 22時06分52秒 | トラベルフォト

昨日紹介の「あかり坂」。その命名の裏に隠された、実の大元はこちら、「暗がり坂」。

作家 泉鏡花が「穴のような崖(がけ)」と表し命名した、神社裏から花街へと続く独特の雰囲気を醸す石段。

古くからこう呼ばれていたこの坂と平行し、名無しの坂がそばにあったのですが、五木寛之氏が「暗がり」の対として、もうひとつの坂を「あかり坂」と名付けました。

訪れたこの日、久保市乙剣宮(くぼいちおつつるぎぐう)では春祭りが行われていました。

巫女さんの舞や太鼓の音を背中に聞きながら、境内の裏手に向かうと木々の影に覆われた坂の入り口が見えてきました。

そこを抜けた後に見えたのがこの風景。

歴史を紡いだ趣きを感じさせる景色でした。