全社を挙げて、世界に向かってデザインテーマを打ち出す、数少ない日本の車メーカー、マツダ。
前回2006年発表の「流(ながれ)」に続いて2010年のデザインテーマは「魂動(こどう)-Soul of Motion」。
この考えを体現したコンセプトカーが、この「靭(SHINARI)しなり」です。
木材や金属に力をかけてたわませ、その反発力を内に溜めた状態が“しなり”。
今まさにそのエネルギーを発散させようというような、緊張感のある躍動的なフォルムを総称して名付けられたというこの車。
フロントボンネットからフェンダーを通り、ボディサイドへとつながるダイナミックな弓型のプレスラインが、その“靭(SHINARI)”の力強さを感じさせます。
繊細かつ大胆。
日本初の新たなデザイン定義の誕生です。