日本科学未来館のシンボルといえば、やはりこの地球儀。
有機ELパネルを10,362枚使った、直径約6mの“Geo-Cosmos”。
衛星軌道上を回る気象衛星から取り込んだ地球の姿をそのまま映し出す、新感覚の映像地球儀。
地球丸ごと撮影された、早送りで移動する大気の流れを見ていると、我々の母なる地球は生きているんだ…、と実感せざるを得ないのです。
そして、何よりも「美しい」という感情が、ごく自然に心の内から沸き起こってくるのです。
もしも今、周囲には何もない漆黒の宇宙空間を前に、まるでサファイアのように浮かび上がるこの星の姿を目にしたとしたら…
それは正に、奇跡としか言いようのない光景として心を捉えて離さないでしょう。