朝露に濡れた白い装飾花が、いかにも梅雨らしい風景。
奈良 矢田寺で見つけた撫子顎紫陽花(ナデシコガクアジサイ)。
紫陽花の花といえばしっとりとした印象のイメージがありますが、この装飾花の周囲はぎざぎざと鋸歯のようになっていてどこか楽しげな雰囲気。
まるでチアガールが手にしているポンポンのようです。
矢田寺には毎年あじさいを見に来るのですが、境内のあじさい園に足を向けると、実に様々な種類のあじさいに出会えるので、首筋や二の腕辺りにたかってくる小賢しい薮蚊の存在も、つい忘れてしまいます。
そして、写真を撮り終えた後は、いつもムヒのお世話になるのも例年のことなのです。