GOOなMONOたち

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なら瑠璃絵 2013

2013年02月13日 21時59分02秒 | トラベルフォト

毎年恒例、古都の夜を優しい光が照らし出す「しあわせ回廊なら瑠璃絵(るりえ)」が今年も開催。
2月8日から2月14日まで、明日が最終日となりました。

今年は春日大社へ、本殿内回廊に吊り下げられた吊灯篭を見に行きました。

中から火が灯された灯篭は、日中に見る静かな佇まいの灯篭とは異なり、暖かな生命感に包まれています。

一つ一つの灯りの照らす力は僅かでも、その光が沢山集まれば、回廊全体を柔らかく映し出し、鮮やかな朱の赤さを目の前に浮かび上がらせてくれるのです。

そんな幻想的な風景の中で一際ユニークだったのが吊灯篭の火袋の意匠。

一番手前の火袋は、藤と瓢箪(ひょうたん)。

春日大社は藤原氏の氏神ですから、藤の模様なのは頷けるのですが、果たして瓢箪の意味は…。

よくは分かりませんが、思いのほかグラフィカルなパターンが現代的で、非常に印象に残ったのです。