寒牡丹を見に冬の奈良、石光寺(せっこうじ)。
寒牡丹の開花にはあまり恵まれませんでしたが、ひとつ発見がありました。
初めて目にしたモズの早贄(はやにえ)。
一体いつ串刺しにされたのか、トカゲの体は天日に晒されてすっかり干からびています。
食べるものが少なくなる冬季の食料確保のための行動だと思っていましたが、モズにとっては過去からDNAに刷り込まれて行う、単なる習慣行為のようです。
実際このトカゲも食べられたような形跡は見られませんでした。
ならば、単に命を奪われただけの晒し者かぁ…。
なんだかこのトカゲが気の毒になってきてしまいました。