のれん スタンプラリー in 京都 “黄蘗色(きはだいろ)” 2012年03月23日 22時19分15秒 | トラベルフォト 黄蘗色(きはだいろ)。 まずもって、その名前が読めませんでした。 ミカン科のキハダ(黄蘗)の樹皮を煎じて染めた色のことで、その成分には防虫効果があるのだそうです。 その効用により、かつての経典などは、この黄蘗で染めた和紙を用いることが多かったとか。 古(いにしえ)の大切な教えを後世に伝えるための、大切な手段である紙を守る天然の工夫。 自然が紡ぎだす色には、機能も隠されていたのです。