3月7日(土) 岡山シンフォニーホールで開催された、RSKチャリティーコンサートに行ってきました。
このチャリティーコンサートは、RSKが行っているキャンペーン「Peace for the children ~地域、そして戦場~」の活動のひとつです。
募金は全額、国際救援団体に届けられます。
昨年は、AMDA,ハートオブゴールド、ケアフレンズ岡山、リベリア募金の4つの国際救援団体に届けられたそうです。
(詳しくは「RSKホームページ」をご覧下さいね。)
私もこの度、微力ですが協力させていただきました。
どうぞ世界中の子供たちが幸せでありますように。
輝ける笑顔が守られますように。
さてコンサートですが、それはもう素晴らしかったです。
今回のテーマは“リズム&テクニック”だそうで、まさにその通り!!
堪能させていただきました。
***********************
指揮:中島良史
コンサートマスター:守屋剛志
管弦楽:岡山フィルハーモニック管弦楽団
ピアノ:松本和将
ヴァイオリン:守屋剛志
フルート:小池郁江
チェロ:岩崎 洸
和太鼓:山部泰嗣・哲誠 倉敷天領太鼓
***********************
何とも贅沢なコンサートです。
それぞれに協奏曲を演奏してくださるという、ありがたさ。
幕開けは、山部泰嗣さんの大太鼓のソロからでした。
私の席からは、ちょうどピアノがあってバチの先しか見えなかったのですが・・・。
何と、照明の関係で舞台の奥の壁に、打ち込む姿の“影”が写っていました。
それも横からの姿。
なかなか見れる角度ではないので、目が釘付けになってしまいました。
あの照明は、偶然だったのか、計算されつくしていたのか。
後者だったら凄いなぁ。
そして、1部と2部は協奏曲を聴かせてくださいました。
松本さんは、ラヴェルの「ピアノ協奏曲」を。
ラヴェルといえば「ボレロ」と思っている私。
あとは「亡き王女のためのパヴァーヌ」と「ダフニスとクロエ」くらいしか知りませんでした。
ピアノ協奏曲、素敵な曲ですね。
1楽章と3楽章のあのリズム!(指がどうなってるの~?)
2楽章の美しいメロディ。
2楽章に入られる前の、何秒間かの静寂。
伝わってくる緊張感。
そして、始まるとゆったりと漂うようなメロディが奏でられ―。
うっとりとするような時間が流れました。
私が勝手に抱いていたラヴェルのイメージが変わった瞬間でもありました。
守屋さんは、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」。
曲名は知っていたけれど、じっくりと聴いたことがなかった曲で。
いや~、参りました。
聴いている間中、胸がキュンキュンしていました。
何だろう、切ないという言葉では物足りないような。
あとからプログラムノートを読んで「そうだったのか!」と納得しました。
ドイツ語の題名「ツィゴイネルワイゼン」とは、
ツィゴイネルが「ジプシー」で、ワイゼンは「歌」を意味するのだそうです。
“「ジプシー」と呼ばれたロマ族の人たちの深い悲しみが表現されている”という曲だったんですね。
それにしても、すごいなぁ。
その思いが届くのですから。
隣で聴いていたお仲間さんの演奏を聴き終えての第一声は、
「楽器が弾きて~~~!」
本当にそう思わせて下さった演奏でした。
小池さんは、イベールの「フルート協奏曲」。
フルートの協奏曲を生で聴いたのは初めての経験でした。
(私の周りには吹奏楽でフルートをしていたという友人が何人もいるのですが…)
すごく新鮮でした!
あれだけの演奏をするのには肺活量も相当あるのだろうなぁ、と思いながら聴いていました。
小池さんが舞台に立つと華やかでしたよ~。
優雅でいて、軽快♪
岩崎さんは、エルガーの「チェロ協奏曲」を。
存在感がスゴイ!
そして渋い。
この日の帰りの電車で、楽器を持った青年と一緒になりました。
青年は、表紙にエルガーと書かれた楽譜を一生懸命に読んでいました。
もしかしたら同じ舞台に立たれた方だったのでしょうか。
それとも同じように客席から聴いていたのでしょうか。
いずれにしても、刺激になったのでしょうね。
そして―。
休憩をはさんだ後は、待ちに待っていた和太鼓の登場です。
ピアノの松本さんとのコラボは過去に2度聴かせて頂いているのですが、
何度聴いてもいいですね~。
ドビュッシーの「ゴリウォーグのケークウォーク」、前よりパワーアップしていました♪
“気合い”が感じられた楽しい演奏でした。
オーケストラと和太鼓とのコラボという斬新な組合せは、面白かったです。
特に「ゆふおろし」。
絵に例えていうなら、本来の和太鼓と笛だけだと墨絵の世界。
とても粋。
オーケストラが入ると、不思議なことに、色が付いた感じに聴こえました。
一緒に聴いていた皆さんはどう思われたのでしょうね。
最後に演奏された「和太鼓とオーケストラのための“他流打衆”(チャルダーシュ)」。
面白かったです!!
音のプロたちのバトルでした!
楽しい音楽をどうもありがとうございました。
このコンサートの模様は、3月15日(日)20:00~RSKラジオで放送されるそうです。
素晴らしいコンサートでした。お聴き逃しのございませんように。
最後に。
今回のコンサートは用事があったので、応募の際に既にあきらめていました。
しかしその用事がなくなり、「それならば」と誘ってくださった方がいらっしゃったおかげで行くことができました。
Mさん、本当にどうもありがとうございました。
そしてご一緒してくださった皆さんも、どうもありがとうございました。
素敵な一夜に感謝。
このチャリティーコンサートは、RSKが行っているキャンペーン「Peace for the children ~地域、そして戦場~」の活動のひとつです。
募金は全額、国際救援団体に届けられます。
昨年は、AMDA,ハートオブゴールド、ケアフレンズ岡山、リベリア募金の4つの国際救援団体に届けられたそうです。
(詳しくは「RSKホームページ」をご覧下さいね。)
私もこの度、微力ですが協力させていただきました。
どうぞ世界中の子供たちが幸せでありますように。
輝ける笑顔が守られますように。
さてコンサートですが、それはもう素晴らしかったです。
今回のテーマは“リズム&テクニック”だそうで、まさにその通り!!
堪能させていただきました。
***********************
指揮:中島良史
コンサートマスター:守屋剛志
管弦楽:岡山フィルハーモニック管弦楽団
ピアノ:松本和将
ヴァイオリン:守屋剛志
フルート:小池郁江
チェロ:岩崎 洸
和太鼓:山部泰嗣・哲誠 倉敷天領太鼓
***********************
何とも贅沢なコンサートです。
それぞれに協奏曲を演奏してくださるという、ありがたさ。
幕開けは、山部泰嗣さんの大太鼓のソロからでした。
私の席からは、ちょうどピアノがあってバチの先しか見えなかったのですが・・・。
何と、照明の関係で舞台の奥の壁に、打ち込む姿の“影”が写っていました。
それも横からの姿。
なかなか見れる角度ではないので、目が釘付けになってしまいました。
あの照明は、偶然だったのか、計算されつくしていたのか。
後者だったら凄いなぁ。
そして、1部と2部は協奏曲を聴かせてくださいました。
松本さんは、ラヴェルの「ピアノ協奏曲」を。
ラヴェルといえば「ボレロ」と思っている私。
あとは「亡き王女のためのパヴァーヌ」と「ダフニスとクロエ」くらいしか知りませんでした。
ピアノ協奏曲、素敵な曲ですね。
1楽章と3楽章のあのリズム!(指がどうなってるの~?)
2楽章の美しいメロディ。
2楽章に入られる前の、何秒間かの静寂。
伝わってくる緊張感。
そして、始まるとゆったりと漂うようなメロディが奏でられ―。
うっとりとするような時間が流れました。
私が勝手に抱いていたラヴェルのイメージが変わった瞬間でもありました。
守屋さんは、サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」。
曲名は知っていたけれど、じっくりと聴いたことがなかった曲で。
いや~、参りました。
聴いている間中、胸がキュンキュンしていました。
何だろう、切ないという言葉では物足りないような。
あとからプログラムノートを読んで「そうだったのか!」と納得しました。
ドイツ語の題名「ツィゴイネルワイゼン」とは、
ツィゴイネルが「ジプシー」で、ワイゼンは「歌」を意味するのだそうです。
“「ジプシー」と呼ばれたロマ族の人たちの深い悲しみが表現されている”という曲だったんですね。
それにしても、すごいなぁ。
その思いが届くのですから。
隣で聴いていたお仲間さんの演奏を聴き終えての第一声は、
「楽器が弾きて~~~!」
本当にそう思わせて下さった演奏でした。
小池さんは、イベールの「フルート協奏曲」。
フルートの協奏曲を生で聴いたのは初めての経験でした。
(私の周りには吹奏楽でフルートをしていたという友人が何人もいるのですが…)
すごく新鮮でした!
あれだけの演奏をするのには肺活量も相当あるのだろうなぁ、と思いながら聴いていました。
小池さんが舞台に立つと華やかでしたよ~。
優雅でいて、軽快♪
岩崎さんは、エルガーの「チェロ協奏曲」を。
存在感がスゴイ!
そして渋い。
この日の帰りの電車で、楽器を持った青年と一緒になりました。
青年は、表紙にエルガーと書かれた楽譜を一生懸命に読んでいました。
もしかしたら同じ舞台に立たれた方だったのでしょうか。
それとも同じように客席から聴いていたのでしょうか。
いずれにしても、刺激になったのでしょうね。
そして―。
休憩をはさんだ後は、待ちに待っていた和太鼓の登場です。
ピアノの松本さんとのコラボは過去に2度聴かせて頂いているのですが、
何度聴いてもいいですね~。
ドビュッシーの「ゴリウォーグのケークウォーク」、前よりパワーアップしていました♪
“気合い”が感じられた楽しい演奏でした。
オーケストラと和太鼓とのコラボという斬新な組合せは、面白かったです。
特に「ゆふおろし」。
絵に例えていうなら、本来の和太鼓と笛だけだと墨絵の世界。
とても粋。
オーケストラが入ると、不思議なことに、色が付いた感じに聴こえました。
一緒に聴いていた皆さんはどう思われたのでしょうね。
最後に演奏された「和太鼓とオーケストラのための“他流打衆”(チャルダーシュ)」。
面白かったです!!
音のプロたちのバトルでした!
楽しい音楽をどうもありがとうございました。
このコンサートの模様は、3月15日(日)20:00~RSKラジオで放送されるそうです。
素晴らしいコンサートでした。お聴き逃しのございませんように。
最後に。
今回のコンサートは用事があったので、応募の際に既にあきらめていました。
しかしその用事がなくなり、「それならば」と誘ってくださった方がいらっしゃったおかげで行くことができました。
Mさん、本当にどうもありがとうございました。
そしてご一緒してくださった皆さんも、どうもありがとうございました。
素敵な一夜に感謝。
いつもユニークなプログラムに感心していますが、いかにもこのコンサートへの人気の高さが伺えます。
15日のオンエアを楽しみにしています。
早くからご応募されていらっしゃったのに、残念でした・・・。
諦めきっていた私が行けて申し訳ないです。
岡山シンフォニーホールのHPで調べたところ、座席数は可動席を含め2001席でした。
応募総数は6000あったそうですよ!
すごい倍率ですよね。人気と期待の高さでしょう。
コンサートの翌日に興奮冷めやらぬ状態で書いた文章で、読み返すと脱字並びに言葉足らず…でした。
加筆訂正しております。
それでも生のあの感動はどうやっても伝えきれませんが―。
15日のオンエア、楽しみになさっていてくださいね。
昨年まではテレビカメラが入っていたとのこと。
岩崎さんが指摘されていらっしゃいました。
今回のコンサート、映像で流れないのが本当に惜しいくらいに素晴らしかったです。
オケと和太鼓、音のバランスを取るのに随分苦労されたようです。
和太鼓の音は大きくて響きまくりますからね。
(特に彼らのは)
ラジオではどんな音で聴こえるのでしょう。
楽しみですね♪
実は15日のオンエアの時間ですが、天領太鼓のコンサートと重なっているんです~。
録音できるのかなぁ、ラジオ・・・。
次はヘブラー(P)のピアノソナタ全集をと考えています。初心者にお奨めのクラシックがあれば教えてください。
詳しい訳ではなく、単に“好き”で聴いているという感じです。
クラシック、邦楽、洋楽、ジャズ、ロック、ポップス、レゲエ、ソウル。
ジャンルを問わず好きな曲を聴いています。
なので、私の好きな作曲家、演奏家、曲についてお答えしますね。
以前ここでも書いたことがあるのですが、初めて買ったクラシックCDはベートーベンの「運命」です。
この曲は私の中では別格です。
2006.2.16付「Symphony no.5 in C minor,op.67」
http://blog.goo.ne.jp/pole-to-pole/e/570f1f51899c4af599a0c1d6ab8929fe
作曲家は、ベートーベン、バッハ、ショパン、ラフマニノフ、リスト、が好きですね。
高校時代の物理の先生は、授業を10分早めに切り上げ「今日は素晴らしいビデオをお見せしましょう」と言って、ブーニンのピアノ演奏を聴かせてくださいました。
ショパンを聴くようになったのは、これがきっかけです。
映画やテレビ、本、生活の中で出合って興味がわいたものは、一度通してじっくり聴いてみることにしています。
ベートーベンはピアノソナタ「月光」、「熱情」が好きですね。
バッハはどれも好き。
「ゴールドベルグ変奏曲」「主と人の望みの喜びよ」「G線上のアリア」「イタリア組曲」「メヌエット」・・・。
いろいろあります。
ラフマニノフは「ピアノ協奏曲 第2番」!
これも大学時代の音楽の先生が、我がゼミの教授に奨められたのがこの曲でした。
私も大好きです。
基本的にクラシックはピアノの音が好きです。
好きなピアニストは、今回のコンサートでも演奏された松本さん。
それから、グレン・グールド、エフゲニー・キーシン。
キーシンは岡山に来られた際、2度とないチャンス!と思って聴きに行きました。
素晴らしかったですよ~。
あと、ヴァイオリンの音色も好きです。
ヘブラー、モーツァルトですね♪
モーツァルトはomotannさんがお好きですよね(^^)
モーツァルトの曲って、いろんなところで耳にします。
曲名が何番かはっきりしなくても「あ、モーツァルトがかかっている」と思うことがあります(^^)
すごく長くなってしまいました・・・。
耳にして「あ、この曲好き!」と思われたものから聞いていみると、そこから段々と世界が広がってくると思いますよ。
作曲家を決めて聴いてみるのもよし、演奏家で聴いてみるのもよし、です。
ちなみに、ジャズピアニストはオスカー・ピーターソン、キース・ジャレットが好きです。
ジャンルで縛れない塩谷哲さんも好き。
4日に発売されたばかりのアルバム「solo piano=solo salt」にバッハの「メヌエット」が収められているんですけれど…。
今までこの曲に抱いていたイメージが一新しますよ~。
これもお奨めです。
コンサート、行かれたのですね。
一番乗り、11時頃ですか!?すごいですね。
素晴らしいコンサートでしたね。
フルートも大好きなのですね(^^)
チャリティーのお話、音楽のお話、ご家族・お友達ともたくさんなさってくださいね。
きっとされているでしょうけれど♪
プレゼントの花束、きっと喜んで下さっていると思いますよ(^^)
「運命」の記事を読ませてもらい出会いの妙味を感じさせられました。小さなきっかけが大きく運命を変えることもあるのでしょうね。私の場合、小学校時代の音楽の授業に苦い思い出があり、クラシックに偏見を抱いていた向きがあります。
たくさんの曲を紹介していただきありがとうございます。次々と聴いてみたい衝動に駆られてとても楽しみです。
そうだったのですか(^^)
運命はそんな風に戸を叩くのですね(^^)
私、運命の音に気付いてるかなぁ・・・?
何に興味を抱くかは、周りの方の影響というのも大きいですよね。
特に子どもの頃は、身近な大人や教育者、指導者の影響を受けやすいと思います。
責任重大ですね。
前回、たくさん書き込み過ぎました…。
聴いてみたいなぁと思って頂ける曲が、一曲でもあったなら幸いです。
先日、前述した大学の恩師のもとを訪ねてみたら。
モーツァルトの全集が研究室にありました。
どうやらモーツァルトのファンのようです♪