Kimama Cinema

観た映画の気ままな覚え書き

靴職人と魔法のミシン

2016年06月07日 | 2010年代 米
靴職人と魔法のミシン(原題:The Cobbler)

2014年 アメリカ
監督:トーマス・マッカーシー
製作:メアリー・ジェーン・スカルスキー、トーマス・マッカーシー
製作総指揮:ニコラス・シャルティエ、ゼブ・フォアマン、マイケル・ベダーマン
脚本:トーマス・マッカーシー、ポール・サド
撮影:モット・ハップフェル
編集:トム・マカードル
音楽:ジョン・デブニーニック・ウラタ
衣装:メリッサ・トス
美術:スティーブン・H・カーター


マンハッタンで代々続く小さな靴屋を営む、さえない中年男マックス。ある日、いつも使っている電動ミシンが壊れたため、先祖から伝わる古い足踏みミシンで靴を修理したところ、その靴を両足に履くと本来の靴の持ち主に姿が変身する!ことを発見する。片方脱ぐと戻るのね・・・便利。

ドタバタコメディーもしくは心あたたまるファンタジーと思いきや、けっこう犯罪映画だった。修理預かり品の靴を勝手に借用するのは言うまでもなく、変身した仮の姿で好き放題。あっという間に怪しい組織に巻き込まれていく。

そんなマックスを知ってか知らずか、心配をしてくれる隣の理髪店のおやじさんが、スティーブ・ブシェーミだって地点で、怪しさは満点。これって、もっと分かりやすくブラックに振り切っても良かったんじゃないかなあ。突然失踪したお父さんの行方が物語の謎としてでてくるのだけど、マックスの百倍怖いことやってたんかなあと、モヤモヤがおさまりません。


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