紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

コロナ禍で各種イベントが中止となる中(2)

2020-12-03 13:48:31 | 祭り・イベント

                  <6月下旬、潮風香る運河沿いを走るランナーたち その姿が湖面に写り込む>

 

このところ連日寒い日が続いています。毎日のように雪が降ったり解けたりを繰り返していますが、やがて根雪になって積もっていくことと思います。根雪になってしまえば、いまより多少は寒さが和らぐと思います。「積もれば、和らぐ?」と不審に思われるかもしれませんが、ふり初めには、大地の熱が奪われ、寒さが結構厳しいんです。

さてコロナの蔓延が一行に収まる気配が見えず、イベントの中止が相次いでいます。6月下旬に予定されていた「運河ロードレース」、8月中旬北運河公園の「お盆万灯会」、9月下旬の「天狗山祭り・夜景の日」などなどです。過去の画像を使っていくつか紹介したいと思います。

 

☆潮風香る歴史の街を駆け抜ける「運河ロードレース」(6月20日前後の日曜日)
色内埠頭の公園をスタートおよびゴールとし、運河周辺を走ります。年代別、男女別にクラス分けされ、10㎞、5㎞、2.5㎞(2019年以降ハーフ25㎞は中止)を走ります。全国から3000名(2018年)を超えるランナーが集まります。

 


運河沿いの古い倉庫群の前を走る。

 


標題の画像(H27.6.21日撮影)ですが、後方に映っている建物は、国の重要文化財でもある「旧日本郵船小樽支店」です。
<参考>この建物は、明治39年の竣工直後に、ポーツマス条約に基づく日本・ロシア間の樺太(サハリン)国境画定会議が、ここで行われました。重要な歴史の舞台ともなっている建物なんです。

 


この日は小雨模様

 


6月下旬は、ハマナスが満開。でもランナーの目には入らない。

 


折り返し地点から、ランナーがゴールの色内埠頭公園に戻ってきます。

 


やがて、ランナーは続々戻ってきます。

 

☆小樽の街は、オールデイーズが似合う?
昭和40~50年代小樽運河埋め立て論争華やかな中、全面埋め立て反対の中から沸き起こった、第1回ポートフェスティバル音楽祭、なんと8万人の観客を集めたと言います。その後浅草橋オールデイーズナイト、北海道ジャズフェスティバル inOtaru、北運河サウンドエナジー、運河プラザ中庭音楽祭等に発展していきます。

 


当初は小樽運河浅草橋広場で行われましたが、如何せんスペースが狭い。

 


ジャズフェスティバルも、ここ浅草橋広場で行われました。

 


合同庁舎が近くに移転(後方の黒いビル)、跡地が整備されてマリン広場となり、音楽祭等のイベントはここで行われるようになりました。

 


音楽祭プログラム

 


JAZZもここで開かれました。

 


用意された観客席は満席、芝生に座り込んで聞く人も。

 


この衣装見ただけでわかる方は、かなりのロックファン。Kissのコピーバンド「LOVE GUNS」、観客席から投げ込まれた(?)ブラジャーがマイクにぶら下がってるのも、本場の真似か。

 

☆北の収穫祭「小樽ワインカーニバル」
例年9月のブドウ収穫期に合わせて行なわれるお祭りです。朝里川温泉町「北海道ワイン」本社前の広場が会場です。平成の初めころは、道内葡萄の主産地の一つであった、空知管内浦臼町でもおこなわれました。

 


2019年のチラシですが、左上にブドウとワインを頭上に乗せた浦臼町のゆるキャラ「臼子ねえさん」が見えます。またステージでは、湯原昌幸の歌謡ショーが定番になっています。
さて、2020年のカーニバルは、ステージ、出店は中止となったものの、ドライブスルー方式で実施されました(画像後掲)。

 


広場には椅子(プラのビールケース)、とテーブルが設置され、近くのドラム缶で焼かれたビーフを肴に飲み食いがされていました。

 


ステージに歌手が立つと、椅子の上に立って曲が終わるまでこの騒ぎ。(画像はH15.9.15撮影)

 


今年のワインカーニバルは、ドライブスルー方式(一方通行)に代わり、出店数も5-6店舗に制限され、数カ所のイベントコーナーだけでしたが、会場内は、車が数珠つなぎでした。我が家は長女の運転で3人で行ってきました。

 


あんかけ焼きそばを2人前購入+ワイン風ソフトクリームを購入。ソフトクリームには、アルコールは入っていませんが、ほんわかワインの香りがしました。

 


ワインのセットも購入。家族は誰もお酒を飲まないけれど…料理用かな。

 


ガラポンに挑戦、例によって順位はびりケツ。我が家は、くじ運の無いもの達ばかり。千葉の企業に派遣されている20歳の孫1の強運をぞいて…

 

☆アニメキャラのコスプレイヤーたちが、小樽の街をカオスに…
と言うキャッチフレーズで始まったアニメパーティ。市内4大商店街をメイン会場にして、痛車(いたしゃ)の展示や、北乃カムイトーク&ライブショー、小樽を舞台にしたアニメ原作者のトークをはじめ、さまざまなイベントが開催されます。なお、2020年は開催は中止となっています。

 


開催式には、小樽市長もコスプレ姿で参加。

 


旧JR手宮線も会場の一つ。画像は新選組の隊士に扮したコスプレイヤー。実は小樽は新選組とも関係があるんです。新選組2番隊長として名をあげた「永倉新八」が松前藩に帰藩したのち、婿入りして「杉村義衛」と改名し、大正4年に77歳で没するまで小樽に住んでいました。詳しくは、201412.13付け当ブログ「小樽アニメPTで…」の後段を参照のこと。また、世界で活躍しているコスプレイヤ―「コノミアキラ」も小樽出身です。

 


集まったキャラたちが旧手宮線を闊歩。

 


記念写真を撮る外国人を、テレビカメラマンが撮影。

 


いろんなキャラに扮したコスプレイヤーが痛車の前に集合していた。

 


右のセーラー服姿は、実は男性。ミニスカートの下は尻に食い込むTバック。

 


都通商店街に並んだ痛車たち。こんな車で街中を走れば、注目度抜群。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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