紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

商大緑丘祭~その2

2014-07-17 06:00:00 | 祭り・イベント
                      <舞台上の演舞を見つめる外国人留学生たち、あれれ、彼ら2月の国際雪かきスポーツ大会に参加していたね>


前回のその1では、アイドルグループANNNA☆S(アンナッツ)のライブの模様と緑丘祭のメインイベントの一つである、小樽商大ミスコンテストについて取り上げました。ANNA☆Sのライブでは、商大生にこれほどのパワーがあったのかと、驚くほどの盛り上がりでした。またミスコンでは、YOSAKOIサークル翔楽舞の推薦・応援でエントリーした経済学科2年生のアサヤンさんが、5人の中からミス小樽商大の栄冠を得ました。

さて今回は、YOSAKOIソーランの演舞や、すっかり小樽市民に定着した感のある流しソーメンを中心に、各サークルの発表や模擬店の様子を取り上げます。YOSAKOIソーランの演舞は11時からですが、開始までに15分ほど時間があったので、まず校舎3号館、4号館前に出店された模擬店を見て回りました。


模擬店の前でANNA☆Sと記念写真を撮る学生。そんな光景を横目に、俺も…と思っているのかもしれませんね。


次から次と記念写真の撮影依頼が来ますが、気軽に応じるANNA☆Sのメンバーでした。


さてYOSAKOIソーランの演舞の開始アナウンスが聞こえてきましたので、ステージ前に行くことにします。


ステージ横の学生会館と講義棟3号館、4号館とをつなぐ通路が階段状になっていて、丁度良い観客席になってます。


札幌北翔大学のYOSAKOIチーム「疾風(ハヤテ)」の友情出演でしょうか。数曲続きました。


衣裳も白+青から黄色に変わりました。女子学生が赤い日傘を回し始めました。スローシャッターチャンスです。


翔楽舞の演舞が始まりました。


この笑顔、絵になります。


どうしても女子学生に、目が行きがちですが…男子学生だって、絵になります。


いい笑顔です。


さて次は、流しそうめんが始まる正午まで、少し模擬店を回ってみます。


過日知り合った1年生で写真部のA君(左)が、両替に来た…「この金、全部おれのものだったらな~」と言いながら札勘するサークル部員。それを奥で見ていた部員が「おい、写真に撮られるぞ、いい顔しろよ…無理か!」


あれれ、気を取られているすきに…


真面目に焼いているかな?味見ばかりしてるんじゃなかな?丁度昼間近だし…


カメラ向けた途端に、表情180度変えちゃったよ…、その直前はこんな表情↓、


一心不乱に焼きそばを食べている表情がとてもよくてカメラを向けたら「えっ!俺を撮るの…ちょっと待って!」、そして上の写真になったけれど、普通の写真になっちゃったね。


女子高校生にクッキーを勧める、髭オヤジ風の大学生?爆弾菓子作ってた方が似っているかも…


正午になって商大名物流しそうめんが始まります、とのアナウンスがありました。正門と講義棟をつなぐ通路の坂道を利用して50mほどの樋が設置されました。


長さ50mもあると、ソーメンが最後の方には届かない可能性があります、なので、途中3カ所に、ソーメンを補給する場所が設置されています。


途中入り込む隙間がないほどの混みようです。集まったのいは近隣の高校生と市民です。


途中3カ所の補給口があるので、結構カップに一杯になります。ソーメンのあとはフルーツ(缶詰)が流れてきます。これも恒例です。

さて次に、飴を流しますとアナウンスがあったときです、突然空に雷雲が走り、大きな光と雷鳴がとどろきました。そして大粒の雨が降り出しました。飴ならぬ雨です。雷鳴に戸惑う大人たち、そして小さな子供の中には泣き出す子もいます。結果的には5分ほどの通り雨でしたが、継続不可能と見た実行委員会が流しソーメンの中止を、発表しました。止もうえない処置かと思います。


ご覧のとおりアスファルトには大粒の雨の跡が残ってます。この後急速に天候は回復し、ANNA☆Sのライブやミスコンが続けられたのは、その1で紹介したとおりです。


雨は一時的な通り雨で済み、その後は急速に夏の空に回復しました。気を取り直して、再度模擬店や各サークルの発表を見ていきます。


小樽商大の中でも、この小樽笑店は実践的な活動をするサークルとして、市民の間でも有名です。今回は帯広が発祥の地と言われる「豚丼」店です。ミニ豚丼が200円、並み豚丼が260円、かなり安いように思います。


保温器を設置して、本格的な雰囲気です。


はて?こらは何屋さんでしょうか、Tシャツの販売屋さんかな?ポテトチップもあるし…


講義棟3号館前に変な仮面をつけた学生がいる。文芸サークル「アジュナシア」の宣伝のようです。昨年ここで冊子を購入し、読んでみたところいい作品があったので…ところで、お兄さん仮面つけていたほうがいい男だよ。

講義棟のドアを入ると、両開きのガラスドアに何か描かれています。


なかなかのアートになっていますね。さて、先ほどの文芸サークルは214号室…


右のテーブルでは、外国人留学生でしょうか、塗り絵に挑戦中。冊子を買う人がたくさんいますね。見ていると冊子5冊1200円が、次々と売れていました。


一冊200~300円、漫画雑誌には興味がないので、文芸誌4冊、800円で購入しました。いまだ2冊しか読んでいませんが、昨年のようにインパクトのある作品はない…


ドアの隙間からギターの轟音が聞こえてきたので覗いてみると…女子学生が弾いている、しかも赤いライトでアップされた姿が絵になる…


おまけにミニスカート、

出展案内には、この105号室で行われているのはフォークソング部のライブです。フォークソングにしては、強烈なサウンド、ロックに近いように思うけれど…。10分ほど聞いていましたが、その轟音に耐えられず出てしまいました。2F、3Fとふらふらと歩いて各部屋を覗くと、軽快な音楽が聞こえてきます。


室内管弦楽団の音楽喫茶でした。数人が聴いています。先程よりは心落ち着けて聞くことが出来ました。


写真部は前年のように一部屋丸ごと展示ではなく、他のサークルの展示と同様ボード1枚にまとめていました。ミスコンエントリーした方々のスナップ写真集でした。モノクロ写真が数枚、とても目を惹きました。


休憩室でしょうか、机の上に、今までの緑丘祭のパンフレットが展示されています。

その中の一冊が、かつて緑丘の語源ともなったあの淡いグリーンの校舎が表紙になっています。貰ってきたかったのですが、このパンフレットは展示用に復刻したものらしく、1冊しかありません。この正面の入り口奥には3Fの展望室に上がる螺旋階段がありました。伊藤整の小説「若い詩人の肖像」に、この螺旋階段の話が出てきます。伊藤整も1年先輩の小林多喜二も、この螺旋階段を上がって、小樽の町を眺めた云々というはなしでした。何分50数年前に読んだ小説の記憶ですから間違ってているかもしれません。それにしてもこの緑丘校舎保存できなかったことが遺憾です。

最後に浴衣美人を取あげて、終りたいと思います。緑丘祭実行委員の皆さんお疲れ様でした。来年もいい企画をお願いいたします。




コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする