<アメ車のナンバープレートで作られたTrash Box>
沖縄ぶらり旅の3日目は、北谷町(ちゃたんちょう)美浜のアメリカンビレッジに行ってきました。那覇市内からは、名護市、読谷村(よみたんそん)方面に向かう沖縄バス、琉球バスがひっきりなしに出ています。結構市内は渋滞するので、10数キロ先にもかかわらず、小1時間ほどかかりました。このビレッジは、もともと近くに米軍の飛行場があって、一部日本に返還されたのを機に、海岸を埋め立ててリゾート地として再開発したものです。今のアメリカンスタイルのリゾート地として完成したのは、平成16年ごろでした。なお、ここのビーチはサンセットビーチと言われ、夕日のきれいなビーチです。
白砂で遊ぶ親子連れ。4月15日が海開きですが、県内の大半のビーチは4月1日のようです。
奇麗な海を見ると、誰しも、このようなポーズを取りたくなりますね。
ビーチの先のほうで若い女の子が躍っているように見えました。近寄ってみると…
アイドルグループの撮影中のようでした。どうやら韓国のアイドルのようで、奇麗な海をバックにCMかなにかのビデオ撮りとか。今は普通のカメラでも動画が撮れるので、昔のように重たい機材は不要みたいです。
女性が一人海を眺め…絵になりますね。欲を言えば服装がもう少し春らしいく、明るめだったらいいのですが…なお、右手に持ってるのは、オレンジジュースのボトルです。
上の写真の位置から、右方向を見ると…奇妙な植物が、まるでムカデのお化けのような樹木が、あっちにも、こっちに生えている。ガジュマルの樹の様に、根が張り出して、大地をがっしり掴んでいる。
ビーチ沿いを歩いていくと地元のおじいさん連中が4-5人たむろしていました。海開きが15日なので、その準備もあってか、すでにテント+イステーブルがセットされていました。「おじいさん方は何してるの?」と聞くと、「毎日朝ここに来てパンくずを鳩にやってる」とのこと。「ちびりちびりとお酒を飲みながらね(笑)。」「向こうのおじいさんは、過日倒れて医者からお酒禁止令が出てるのに、飲んでるんだ、今度倒れたら、あの世行きさ、あはは。」とあくまでも明るく、のんびりムードの世間話をしていました。
ビーチのそばにはリゾートホテルが何棟も立ち並んでいる。
樹木の先の赤いのは枯葉ではなく、花のようです。詳しくはわかりませんが沖縄の県花であるディゴかもしれません。バックは一見しゃれたレストラン風の建物。なお、最後に掲げた、モノクロの画像は、この建物の左側面にありました。
さて、ビーチ沿いを歩くと、護岸工事なのか、公園ふうにする工事なのか、わかりませんが、この薄茶色の通路のさらに海寄りが工事中です。大型ダンプやクレーンが稼働中。
今でも店舗とビーチの間には10mほどの遊歩道がありますが、さらに護岸工事をして7‐8mほどの遊歩道を作るようです。
完成予想図がこれ。海側のオレンジ色の歩道の様になります。
一部完成に近いところもあったので、撮りました。新しい遊歩道は腰掛スペースがカラフルにふんだんに取り入れられています。
さて小腹もすいてきたので、何か食べるものは?と歩いていると、「ポークたまごおにぎり本店」という不思議な店が目に留まりました。店内を覗くとすでに6‐7人並んで順番待ち。5分ほどで出てきたのはこれ(下の画像)。
う~ん、なんと説明したらいいのか…ハンバーガーの、おにぎり版かな?結構しっかりした海苔に、ごはん、厚焼き玉子、野菜、揚げ物の肉が挟まっている。1個で十分な食べ応え。
さて海岸ぶちから、奥の商店街というか店舗の並んでいるほうに入ると…
カラフルな店ですが、飲み物屋さんみたいです。
外国人の老カップルがスマホに見入ってるそばで、日本人店員が何やら話している。
とにかく派手派手な作りの建物があちこちにある。
いたるところ、こんな感じです。
一歩中のほうに近寄ると、クラシックカー(往年の名車ビュイックかな)のディスプレイがあったり…
アメ車のナンバープレートでできたTrash Box(ゴミ箱)
消火栓も、一瞬何かと迷ってしまうほどカラフル。
店の間を貫く小路は、まるで迷路のようです。
小路はいろんな雑貨小物、時には大きなものまで、売られている。
最後に上げるのは、サンセットビーチの入り口近くのビルの壁面に描かれたこの絵です。何の宣伝かわかりませんが、一番ほっとする絵でした。