紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

モノクロ写真の数々

2013-11-09 06:00:00 | 写真
今年の春先に、スキャナーを購入したことはすでにブログでも紹介しました。フィルム時代に撮影した画像を新しいスキャナーで取り込んではいるものの、その数が膨大過ぎて遅々として取り込みが進みません。何とか八王子勤務時代(平成12年4月~14年7月)についてはほぼ取り込みが終わりました。それ以前や、平成14年7月に転勤を終えて地元に戻って以降デジタルカメラに移行する(平成17年ころ)までの、フィルムについては手つかず状態になっています。まぁ暇を見て…と思ってはいますが、一向に進捗がないのが現状です。

と言うことで、今回は八王子勤務の頃の画像の中から、モノクロ写真に限って取り上げていきます。一部についてはすでに、DPE店に依頼してCD-Rに取り込み、デジタルデータ化したものも多少あります。今回は今年3月に購入したスキャナー「CANO SCANER 9600F Mark2」(2013.4.10付ブログ「新しいスキャナーを購入しました」参照)で取り込んだモノクロ画像を紹介します。撮影に使ったカメラは、すべてコンパクトカメラです。KONICA BIG MINI NEO、OLYMPUS 35RC(赤外専用)、PENTAX ESPPIO 120SW、FUJICA COMPACT35(赤外専用)、KIEV 35など、いずれも胸ポケットやビジネスブリーフケースに入るカメラです。通勤の行き帰りや、一眼レフのサブカメラとして使いました。


(1) 八王子駅前~勤務先付近

勤務先は駅から5分ほどのところにあって、某生命保険会社ビルの1-2Fにあります。すぐ隣がヨドバシカメラがあるという立地の良さです。この場合はカメラを趣味にする人にとって立地がいいという意味ですので…


JR八王子駅はそごうデパートビルにあります。土日には出入り口付近で、ストリートミュージシャンが演奏しています。


駅前の東急スクェアーはビルの内部が、十数階まで吹き抜けになっていて、上からのぞくと吸い込まれそうな感じになります。昼食を取りにこのビルの飲食店によく通いました。


勤務先向かいのビルがお化粧直し中。


八王子駅の南口(正面と反対側)は古い街並みがあって、近代的都市とは思えない雰囲気があります。でも何となくほっとする感じがします。並んでいるのはバス待ちの方々です。


H13年9月、隣の空き地にヨドバシカメラがビルを増設。勤務先2Fの食堂から工事現場が丸見え。テントの隙間から何事か話している…


鉄骨をクレーで持ち上げて、組み立てていきます。


夕方作業風景を逆光で撮影。


(2) 昭和記念公園

八王子勤務時代住宅は立川市錦町にありました。JR立川駅の反対側には国営昭和記念公園があります。元の米軍立川基地が返還された後、公園として造営されたもので、広大な敷地です。おおよそ東京ドーム球場10個分の広さと言えば見当がつくかと思います。私が転出した時点では、さらなる拡張工事中でしたから、現在はもう少し広いかもしれません。これだけ広いと、徒歩よりも自転車の利用が便利です。園内はレンタサイクルを利用することが出来ます。自宅から自転車で10分ほどですので、土日には撮影によく通いました。


これだけ広い公園ですから出入り口が何か所もあります。立川駅方面から向かうと正面ゲートから入ります。入ると目の前に奥行き50mほどの大きな人工池があって、奥に噴水などもあります。


公園のほぼ中央に広大な広場があって、CMに出てきそうな大きな樹が一本あります。この広場でいろんなイベントが催されます。


水飲み場もトイレも何か所もあります。


桜の木も数多く植えられています。


(3) 富士山を見に…

東京都内には富士山が見えるところがたくさんあります。富士見町という地名があちこちにあります。中央線で通勤しているときにも、途中人家の切れ目から何度も富士山が見え隠れします。また富士山の麓である河口湖や富士吉田市には、JR中央線が大月から富士吉田・河口湖に乗り入れしているので、快速電車1本で行けます。土日祭日にはよく利用したものです。


フィルムの両側が黒く落ち込んでいたために、スキャナーがパノラマ画像と読み違えて様で、このような形に再生しました。河口湖へ向かう途中車両の窓から富士山が見えます。


河口湖湖畔から、かちかち山ロープウェーで展望台に上がると、目前に雄大な富士山が見えます。


桜と富士山、まさに日本画の原点のように見えます。

さてレンタカーを借りて少し足を延ばしてみましょう。富士五湖を回りながら裾野を1周しても約180㎞程と言われています。半日もあれば回ることが出来ます。五湖めぐりは後日機会があれば取り上げますが、今回は忍野八海を取り上げます。忍野八海とは、富士山から湧き出た湧水池が八つあって国の天然記念物に指定されています。


大きな緋鯉が泳いでいます。どこかのTV局が取材している現場に出会わせました。


富士山は雲に隠れてしまいました。


池からあふれた湧水が小川となって流れます。赤外フィルムで撮影すると、新緑がこのように真っ白になります。


もう一枚赤外フィルムで撮った画像。

さて、少しだけ富士山1周の画像をあげておきます。忍野から山中湖に向かう途中に花の都公園があります。季節ごとにいろんな花が咲き、富士山とコラボレートしてくれます。


駐車場から撮った一枚で、ラチュードの狭いコピーフィルムで山の上部を切り取ってみました。


山中湖とは、富士山を挟んで、ちょうど反対側にあたる朝霧高原近くで撮影しました。牛がのんびりと草を食んでいます。赤外フィルム使用しました。

次は、立川の戻って、多摩モノレールに乗って富士山の見えるところに行ってみましょう。官舎のあった立川にはJR立川駅のすぐそばを多摩モノレールが走っています。このモノレールは北の終点が上北台と言って、西武球場の近く、南の終点が多摩センターになります。途中高幡不動、多摩動物園、中央大学、帝京大学等を通ります。


満願寺を過ぎた付近で、車窓から遠くに富士山が見えました。


富士山の見える公園として有名な…あいにく公園名を忘れてしまいました。公園の桜が満開だったのを覚えております。中央奥に富士山が小さく見えています。


(4) 浅草

日本を代表する観光地ですが、近年隅田川を挟んで対岸にスカイツリーが出来たことで、一段と浅草の人気が高まっているようです。もちろん私が八王子に勤務していた頃にはありませんでしたが、家族が時折赴任先に来るときには、浅草観光をしたものでした。


3月下旬、桜が満開でした。


浅草寺境内の桜。


家内と遊覧船に乗りました。堰堤の桜が満開。


赤外フィルムで撮影。


(5) 春日居町の桃を見に…

JR企画の桃の見学ツアーに参加したのですが、ツアーガイドがいないうえ、企画書一枚を頼りに徒歩でぶらぶら、マークのある地点を巡り歩きました。


駅前には桃祭りならぬ、桜祭りの提灯が飾られていました。桜も満開でしたが…桃祭りはないのかな、なんて思ってしまいました。満開の桃については、カラーで撮影しています。


こちらも駅前の桜。桃の花はカラーネガで撮影したため、モノクロ画像はありませんでした。


ご紹介したいモノクロ画像はまだまだありますが、機会があれば掲載と言うことで…、なお次回こそフォートピアの展示会について取り上げます。

参考までに、当ブログでモノクロ写真を取り上げたのは過去2回ほど、またフォトチャンネルでも2回取り上げています。下にリンクを張っておきますので、お時間があれば参照してみてください。

☆2011.9.22付ブログ「モノクロ写真を撮る~その1(平成12~14年)
☆2010.3.25付ブログ「モノクロ写真を撮る

☆フォトチャンネルNo.114824「モノクロフィルムで撮る」44枚
☆フォトチャンネルNo.175288「モノクロ写真の数々」89枚
コメント (10)
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