紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

ベトナムハノイの旅~焼き物の里バッチャン村へ

2011-07-06 06:00:00 | 旅行
6月16日(木曜)はベトナム最後の日となります。ハロン湾のノボホテルを午前10時出発ですので時間的にゆとりがあり、ホテルで遅い朝食を済ませ、ホテルの周りを散策しました。


(朝食はご飯もありましたが、トーストで済ませました 前夜入浴後体重計に乗ると、あれだけ汗を掻いたのに体重が一向に…)


(レストランの受付に素敵なアオザイの…ついカメラを向けてしまいました)


(中央ホールの裏から出るとプールがあります)


(さらに道路側に降りると、隣のレストランには大きな火炎樹の木が、炎のような花を…)

ホテルを10時に出て、バッチャン村に向かいますが、途中トイレタイムと昼食のため、お土産品屋兼レストランに立ち寄りました。シーフードレストランですが、出て来た茹で海老にしても、鯉の荒いにしても、薄味で塩を振りかけて食べました。

その後2時間近くバスに乗って、ハノイ郊外の焼き物の里バッチャン村に着きました。バッチャン焼きは、11~12世紀頃始まったといわれています。15~17世紀には陶器の一大産地として栄え、日本にも輸出されました。当時日本では倭寇が活躍していた時代で、ルソン(フィリピン)、安南(ベトナム)、カンボジァと交易が盛んでした。その後中国陶器に押され、輸出用陶器は減少しております。


(色付け作業中)


(ろくろを回す職人 ベトナム国旗をかたどったTシャツが目立つ)


(奥では壷の仕上げ作業中 扇風機が回っているとはいえ、蒸し暑い)


(作業場の奥には、立派な庭園があった)


(池のそばには見たことのない花が咲いている)
注:友人から「ホテイアオイ」である旨教えていただきました。日本でも咲いているようです。認識不足でした。


(工場の隣は土産品エリア)


(陶磁器だけではなく刺繍物や絵も売っている 現代的な絵で、欲しい事は欲しいが持ち運びが面倒で…)

小1時間ほど見学のあと、ハノイ市内に戻りましたが、すでに店舗等の画像で気がついておられるかもしれませんが、どの家も間口が狭く、奥に長く2-3F建の建物が多いんです。ベトナムは共産主義国家ですから、土地は国のものです。店舗も住宅も、敷地は国からの借用です。道路に面しているほど地代が高いのです。ですから間口が狭く奥に長く、上に高い建物が多くなるわけです。


(ハノイ近郊の民家 マッチ箱を縦にしたような作りです)

ハノイに午後5時近くに到着し、ホテルに入ると、一点黒雲が発生し、雷が鳴りだしました。ベトナムは今雨季なのです。たちまちバケツをひっくり返したような大雨になりました。スコールです。毎日夕方1-2時間は降り続きます。この土砂降りの中を、バイクは相変わらず、警笛音を発して走っていきます。


(雨合羽をなびかせ走っていく)


(土砂降りは20-30分で止みますが、その後も降り続けます)

さて夕食はフリーですので、仲間6人と大型タクシーで14日に行った日本食の店(居酒屋風)へ繰り出しました。チーズ揚げ、タルタルソースのカツ、焼き鳥ほか、生ビール中ジョッキ一人3杯、2時間近く飲み食いして、料金はなんと85$(=6800円)、タクシー代往復6万DN(240円)を含めても、一人当たり1200円弱でした。改めて物価の安さを感じた一日でした。暑さと湿気がなければ永住しても…

三回に分けて報告しましたが、画像については、未掲載分を含めて「フォトチャンネル・ベトナム紀行」(スライドショー)としてまとめてみました。なお、カーソルを黒枠下部に当てると、コメントが現れます。

コメント (7)
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