紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

おたる雛めぐり

2011-03-02 06:00:00 | 祭り・イベント
今小樽では「おたる雛めぐり」なるイベント(3月6日まで)が開かれています。小樽市内の主だった店舗・施設で、歴史ある旧家に伝わったお雛様や或いはガラス工芸による新作のお雛様を展示しております。その店舗・施設は50箇所に及びます。各店頭に「おたる雛めぐり」のポスターが貼られております。

そのうちの数箇所を巡ってきましたので以下にご紹介いたします。なお店舗名の後のNo.は雛めぐりパンフレットによる順番になっております。

(1) 北一ガラスランプホールNo.23


ランプホールに、以前ブログで紹介したフィルムカメラ「Minlta35Model2型」の試写に行った折に、この雛めぐりが開催されていることを知ったのです。薄暗いホールの中で、ひな壇がライトアップされているために、ライトに近い部分が白飛びしてしまいました。

(2) 小樽運河プラザNo.13


個人の方から、長年大事に使われてきたお雛様を起草して頂いたそうです。二組のひな壇がありました。

(3) 運河工芸館No.10


このお雛様は、1995年に公開された中山美穂主演の映画「LOVE LETTER」で実際に撮影に使われたひな壇だそうです。私は映画を見ておりませんので知りませんでした。店員さんの説明によると、舞台はここ運河工芸館のガラス工房で、ここのガラス職人との恋物語ということです。



小樽市内各所でロケが行われたと言うことですので、近日中に「LOVE LETTER」のDVDをレンタルして観るつもりでおります。(3月1日DVD観ました。始まりから10分ほどで、ひな壇に飾るシーンが出てきました。)

(4) 小樽文学館No.5


見るからに古めかしい作りです。お雛様の冠を見ると色々飾りが付いており重厚な感じがます。現代のお雛様の冠はもっとシンプルです。なんと江戸末期の作品であるとの添え書きがありました。よくも今まで保管されていたものだと感心します。

(5) 大正硝子館ギャラリー蔵No.26


入り口を一歩踏み込むとガラスのお雛様達が出迎えてくれます。奥のギャラリーには小樽市内で工房を構える作家達の作品が作家の顔写真と共に展示・販売されております。時節柄お雛様を扱った作品が多く取り揃えられております。メインは、7段飾りのガラス人形によるひな飾りです。



(6) JR南小樽駅No.47


改札口からホームに至る途中のコンクリートの階段を利用して飾られております。個人の方が長年利用してきた雛飾りを寄贈されたそうです。当初はコンクリートむき出しの上に緋毛氈が敷かれておりました。一部乗客から、むき出しのコンクリートの上では可哀想と言うアドバイスがあったのでしょうか。その後下の画像の通り、木製の台座が設けられました。これでお尻が冷えずに済みますね。



(7) 田中酒造亀甲蔵No.38


1Fにもひな壇が飾られておりますが、なんと言っても圧巻は2Fのギャラリーです。ギャラり-の両面に約40組近いのひな壇、雛飾りセットが並べられております。中には和紙で作られたセットや木目込み人形によるセットもあります。

この時小1の孫娘をモデルにと思い同伴しました。2Fギャラリーで琴の合奏準備をしていた方の中に、孫娘の保育園当時の先生おられ、急遽時間外ながら孫娘のためにと、ポニョを合奏してくれたのです。聴衆は孫娘一人です。



<画像の追加>
ひな祭りの写真というと忘れられないのが下の画像です。H10年道新小樽支社の文化講座「写真教室」に通っていたころ、講師の先生に勧められ、初めて写真コンテスト「小樽市展」に、この写真を応募しました。なんと初応募で、いきなり最高賞の小樽市展賞を頂いたのが、この写真でした。家内からは、「娘(当時小5)とネコのお陰、腕ではありません」と言われました。


(H8年2月撮影 OLYMPUS OM-4+ZUIKO35-70mm FujiPROVIA100 ストロボ同調)
コメント (6)
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