紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

ニセコの雲海と紅葉を撮りに

2010-10-22 06:00:00 | 旅行
先週の10月14日に、ニセコの雲海と紅葉を撮りに、午前3時半に自宅を出ました。途中赤井川村の冷水峠にさしかかると、街中に雲海が流れ込み、街明かりがオレンジ色や青い色に霞んで見えました。夜空にはオリオン座がくっきりと出ております。ここで撮影ですが、とにかく寒くて三脚が持てないほどです。一応耐寒用の服装はしておりますが、10分もすると歯ががちがち言うほどです。


(街明かりが霞んで見えます 中央左奥には羊蹄山も見えます 午前4時半頃)

早々に雲海+星空を切り上げて、ニセコの雲海撮影に向かいます。霧の中の赤井川の街を通り抜け、通称メープル街道(道道393号線)を倶知安に向けて走ります。JR倶知安駅を横目に、五色温泉方面に登って行きます。五色温泉を通り過ぎると、視界が開け眼下にニセコの街が見えます。予想通り、一面雲海が漂っております。丁度左手から朝日も上がり、雲海がピンクに輝きだしました。


(雲海は低いところへと流れていくのでしょうか、高台の農家にはかかっておりません)


(1.5倍のテレコンを装着して、もう少しズームアップしてみました)


(朝日が当たり、手前の森の紅葉がはっきりしてきました)

五色沼から降りる途中あちこちに立ち寄って、絵になるところを探しながら進みます。道路沿いに細い川の流れがあります。緑色の藻が生え、長い藻が波間にゆらゆら揺れています。


(目に染み入るような緑色)


(反対側のニセコ連峰の山頂が朝日で赤く焼けています)

さて、十分雲海を撮り尽くしたので、道道66号線沿いの雪秩父温泉(雪秩父=施設名で、正式には湯元温泉郷)の源泉に向かいます。ここは過去に何度も撮影できており、このブログでも何度か取り上げております。


(源泉から噴出す湯気 周辺はすっかり赤く染まっている)


(上の二つの画像は、OLYMPUS PEN E-P1「POP ART調」で撮影 多少色調が派手目に出ている)

湯元温泉郷での撮影も済み、最期の撮影地、京極噴出し公園に向かいます。ここは羊蹄山の湧水で有名です。ここの水を使った京極名水コーヒーも販売されております。昼近くに着いた時には、香港からのツアー客が50人ほど来ておりました。盛んに紅葉をバックに記念写真を撮り合っておりました。こういう、メジャーとはいえない地方にまで外国人ツアーが来ることに多少驚きました。


(画像ではカエデが綺麗に紅葉しているように見えますが実際は…)

最後は、倶知安町郊外の富士見町の十割蕎麦店の裏の池に寄りました。ここの池(羊蹄の噴出し水の池)は、羊蹄山が映り込む事で有名で、過去何度か、画像も紹介しております。この日は晴れるも、羊蹄山の山頂には雲がかかっていました。帰りはキロロにも寄り黄金岩の滝を撮りましたが、別の機会に紹介いたします。


(周囲の松林と青空の映り込みが美しい)


(白樺の葉が黄色く色づいている 幾分ハイキー調で撮影)

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする